伊東市の田久保眞紀 前市長の学歴詐称問題をめぐり、入学から4年間で卒業に必要な単位を取得できなかった同氏が在学5年目の授業料を納めなかったため除籍になったと見られることがわかりました。
伊東市の田久保前市長は2025年5月の市長選に立候補する際、報道機関から記入を依頼された経歴書や当選後に市が発行した広報誌に「東洋大学法学部卒業」と記していたものの、実際には除籍処分を受け学籍が抹消されていました。
この学歴詐称問題をめぐっては、公職選挙法違反や地方自治法違反など静岡県警が6つの容疑・8つの事件について刑事告発を受理した上で捜査を進めていて、2月14日には田久保氏の自宅を家宅捜索しています。
こうした中、田久保氏が東洋大学に在学していた4年間で取得した単位数が卒業要件の半分程度だったことが関係者への取材でわかりました。
また、別の関係者によると、入学から4年間で卒業できなかった田久保氏は5年目の授業料を納めなかったことが理由で当時の学則により除籍処分になったとみられるということです。
田久保氏は学歴詐称問題が発覚した当初、「卒業したと勘違いしていた」などと弁明していました。
さらに、卒業を証明する資料として”卒業証書”なる書類を市議会の関係者に見せていたことなどから、警察が任意で提出するよう求めましたが、田久保氏側は応じない考えを示しています。