特別国会が召集され、衆院選で大勝した自民党を中心とした国会運営が進められています。その自民党と対峙するため、衆院選直前に新党を結成した中道改革連合ですが、参議院議員、そして地方組織の合流の行方も不透明となるなど迷走を続けています。
■選挙後に合流のはずが「なかなか見えていない」
新潟市中央区のホテルで開かれたのは、衆議院で立憲民主党と合流し、新党を結成した公明党の地方組織の賀詞交換会。
【公明党県本部 市村浩二 代表】
「まさに今、公明党、ご承知のとおり、様々な報道がされておるわけでございますけれども…」
地方組織に残る“公明党”という党名。新党結成が表明され、衆院選を直前に控えた立憲民主党県連の会議では…
【立憲民主党県連 西村智奈美 代表(当時)】
「参院議員と自治体議員、そして地方組織はそのまま立憲民主党として残っていただくということ。選挙が終わったら移行をしていくということで聞いている」
こう話していましたが、中道改革連合は選挙で大敗。県内でも小選挙区では5つ全ての選挙区で自民党に敗れるという結果に。
【中道・比例復活 西村智奈美 衆院議員】
「(Q.選挙の結果を受け、また党を割るようなことは?)どうなんでしょう。東京の雰囲気がどうなっているのか分からないが、今回の選挙結果をよく分析することが、まずは先ではないかという気がしている」
選挙後に合流していくという当初の想定は崩れ…
【公明党県本部 市村浩二 代表】
「まず、中道の方向性が決まらないことには、なかなか地方としても、どうしていくかというところはなかなか見えていないという感じ」
先週始まった特別国会では、参議院については立憲民主党と公明党が統一会派を組まず。
首班指名選挙でも、中道改革連合の新たな代表・小川淳也氏ではなく、立憲民主党の水岡俊一代表に投票する参院議員が出るなど足並みが揃いません。
【中道改革連合 小川淳也 代表】
「直ちに合流とか、直ちに組織的課題を整理するにたとえ至らなくても、しっかり幹部間・各部会がコミュニケーションを取るという意味は小さくない。(合流に向けた協議が)何合目かと言われても、まだ始まったばかり。登り口の駐車場に車を止めたぐらい」
■“離合集散”の歴史「国民をがっかりさせてきた」
旧民主党の流れを組む政党で繰り返されてきたのが“離合集散”の歴史です。
2012年、民主党の政権与党時代、消費税の増税をめぐる対立から衆参合わせて50人が離党し、分裂する事態に。
【民進党(当時) 岡田克也 代表】
「大事な時に結束できなかったこと、離合集散を繰り返したことを深く反省します」
2016年には民主党と維新の党が合流し、民進党ができますが、その翌年には衆院選の直前に小池都知事が率いた希望の党への合流を執行部が決断。
【民進党(当時) 西村智奈美 衆院議員】
「このタイミングで、どうすべきか考えている」
希望の党・立憲民主党・無所属の3つに分裂してしまいます。その後、紆余曲折を経て、現在の立憲民主党と国民民主党が残る形に…
【立憲民主党(当時) 菊田真紀子 衆院議員】
「これまでの離合集散、国民の皆さんをがっかりさせてきた。しっかりと結束をして、自民党一強に対峙していかなければいけない」
「自民党に対峙する塊をつくる…」このときの思いが再燃したのか、今回、立憲民主党は衆院選の直前に再び他党との合流の道を選択。結果として大きく議席を減らすことになります。
【中道・比例復活 菊田真紀子 衆院議員】
「焼け野原みたいな状況。これからどうやって立て直していくのか難しいし、正念場というか、大変な道のりが始まる」