避難訓練で教わった「火を発見したときは近くの人に知らせる」というアドバイスが役立ったそうです。1月25日に八代市で発生した枯れ草火災で初期消火を行い、延焼の拡大を防いだとして八代市の小学生に消防から感謝状が贈られました。
【八代広域行政事務組合 みなと消防署 吉村 満 署長】
「消防活動のご協力をいただいたことは円滑かつ迅速な活動に資するものであります」
2月5日、八代市立金剛小学校の全校集会で6年生の仁井本 隼翔君に感謝状が贈られました。
消防によりますと、仁井本君は1月25日午後2時半ごろ、八代市鼠蔵町の球磨川の右岸堤防の近くで枯れ草が燃えているのを発見。
近くの住民に火災を知らせ、バケツを使って球磨川の水を何度も汲んで火元にかけるなど住民と協力して初期消火を行い延焼の拡大を防ぎました。
この日は強風や乾燥注意報などが発表されていて、火災の発見が遅れた場合、近くの山林や住宅に延焼し、大きな被害につながっていたかもしれないということです。
八代広域行政事務組合みなと消防署の吉村 満 署長は「冷静、的確に助けを求め、
勇気を持って消火活動に取り組んだことは本当にすごい」と仁井本君の行動をたたえました。
【八代市立金剛小学校6年生 仁井本 隼翔 君】
「怖いという気持ちもあったが、その場をどうにかしないと自分が住んでいる町が
巻き込まれる可能性があると思ったので、すぐ消火しました。(今回の経験を生かして)信頼される人になりたいと思う」
「火災を発見したら、近くの人に知らせる」先日、学校で行われた訓練で聞いていた
消防士からのアドバイスが役立ったという仁井本君、「将来は消防士になりたい」
と話していました。