30年に一度といわれる記録的な雨不足。
群馬・富岡市では深刻化する水不足の影響で、24日から富岡市内の17の公園、36か所で水道の利用が休止しました。
富岡市は2月18日に渇水対策本部を設置して、節水を呼びかける事態に。
市内にある温泉施設でも節水対策が始まりました。
妙義ふれあいプラザ 妙義温泉「もみじの湯」では、3月1日から人気の露天風呂が終日休業。
また、通常の休館日(月曜日)に加え、木曜日も臨時休館を決めました。
露天風呂2つが休止となり、合わせて約185トンの節水効果が出るとみられます。
温泉施設のお食事処で人気なのが、地元の食材を使った天ぷら、マイタケご飯、うどんがセットになった御膳。
いつまで続くか分からない水不足に、不安の声が上がります。
食事処 御山亭・田畑竜司料理長:
(Q.そば・うどんに水も使う?)ゆでるのにも使うし、冷やすのにも使うし、結構使ってます。営業ができないことが一番のネック。なんとか水が出てもらえれば。みんなで心がけて節水。『すぐ水止める』心がけています。
地域の水道水や農業用水として利用されている富岡市民の水がめ「大塩貯水池」を26日に取材すると、水位は前日から1cm増え、5m75cmに。
1月19日以来、38日ぶりに水位が上昇したということです。
ところが、満水に近い時はなみなみとたたえている「大塩貯水池」ですが、現在の状況と比較すると満水までは程遠く、いかに水が少ないかが分かります。
現場に訪れた人も「この辺の人は相当心配ですよね。これじゃ1カ月ももたないと思う」「(Q.節水しなきゃという気持ちに?)これ見れば市民の方はそうですよね」と、この状況を心配していました。
一方で、“恵みの雨”の影響が出ていたのが静岡市内を流れる1級河川・安倍川です。
2月2日に撮影された河川の状況と、26日に撮影された河川の状況を比べると、瀬切れが起きていたエリアに川の流れが戻っていることが確認できます。
それに対して、大分・佐伯市の北川ダムでは、恵みとなるほどの雨が降らず、幻の橋と呼ばれている「旧時間橋」がダムの底から姿を現していました。
その九州地方に、27日は朝からまとまった雨が降る見込みですが、注意も必要です。
九州南部では午後から大気の状態が不安定となり、局地的に強い雨や雷雨の恐れがあります。