南越前町が地域の情報発信を強化しようと、インターネット検索の大手「ぐるなび」から社員の派遣を受けることになりました。町内の特産品のブランド化や情報発信を担当します。
25日は、町役場で人材派遣に関する協定の締結式が行われ、仲倉典克町長とぐるなびの西原史郎事業部長が、町の特産・花ハスの繊維が織り込まれた和紙に署名しました。
情報の発信力不足や農家の後継者不足といった課題を抱える南越前町。総務省の民間人材を派遣する事業を活用して、グルメや店舗の情報を発信している「ぐるなび」から3年間、社員1人を受け入れることにしました。
今回、派遣される近田雅幸さんは2022年から東かがわ市で喫茶店の振興に携わった実績があり、吊るし柿や花ハスなどの特産品を地域のブランド品として確立し、発信する役目が期待されています。
近田さんは農家の後継者問題について「ブランドアップ化することで高収益になり、働く環境が整うということを目指して行きたい」としています。
仲倉町長は「地域が潜在的に持っているものを最大限に活かすことが地方創生の原点。それを前に進めてほしい」と期待しています。
「ぐるなび」は、これまでも社員を全国に派遣していて今回で19例目ですが、福井県の自治体への派遣は初めてです。