熊本市で2月から販売が始まったプレミアム付商品券、大西市長が陳謝する事態となりました。市には「買えなかった」「不公平だ」など不満の声が相次ぎ、大西市長は「判断が甘かった」と認めたうえで事業者に対し販売方法の改善を要請する考えを示しました。
プレミアム付商品券は熊本市が国の交付金を利用し、発行する団体や企業などに助成金を出すもので、市は約15億円を計上し去年12月に議決しました。
商品券のプレミアム率は市として過去最大の40%。各団体が2月から販売を始めていましたが。
【大西 一史 熊本市長】
「早い時間から並んだにもかかわらず購入できなかったとか非常に不公平であるというような大変厳しい意見も届いている。混乱を生じさせてしまったことについて市民におわびを申し上げたい」
【24日正午前・中央区下通】
【尾谷 いずみ キャスター】
「このプレミアム付商品券について熊本市民はどう思っているのか改めて聞いてみます」
【熊本市民】
「並んだけど買えなかった。あきらめた。配り方が不公平。皆に行き渡る方法を考えてほしい」
「(商品券)自体はいいと思っていた。買える買えないの問題はある。ある程度平等になればもっといい」
「現金が一番ありがたい。(商品券は)お店も限られてくるし幅広く自由に好きなところで使える工夫があるといい」
「朝のとんでもない時間から何千人が並ぶとは常識では考えられない」
「1万円で買う余裕がない人もいる。とても不公平と思う」
「言わせてください。国の金を平等に渡さないと私たち国民年金で暮らす人は1万円すら払えない。3万円分(の商品券)とかお金持ちしか払えない。ものすごく不平等」
大西市長は24日、報道陣に原因について問われ、こう述べました。
【大西 一史 熊本市長】
「急ぎすぎたということだと思う。国が年末に急遽決めたこともあり私たちはとにかく一刻も早くどうにかして届ける方法はないか考えた。今までのプレミアム付商品券発行事業でここまで混乱したことがなかったのでそこは我々の判断が甘かったと言わざるを得ない」
今後どう改善するのかについては。
【大西 一史 熊本市長】
「抽選であるとか多くに並ばずに済む対応を(事業者に)要請する。通勤通学で熊本市に来る人も対象としているが、そこが不公平という声もあるので熊本市在住という住所の確認をしてもらうよう事業者に要請をしたい」
大西市長は今後、混乱を生まない販売方法や購入者への住所確認などを事業者に要請すると述べました。