北海道日高町で知人の女性を殺害し、飲食店の壁の中に遺体を遺棄した疑いで逮捕されていた49歳の男は2月20日、札幌地検により殺人などの罪で起訴された。

 起訴状などから新たに明らかになったのは、女性の遺体を遺棄する際の手口だった。
 
 殺人と死体遺棄の罪で2月20日に起訴されたのは、日高町に住む元飲食店経営者で無職の松倉俊彦被告(49)。

 起訴状などによると、松倉被告は2025年12月31日ごろ、知人で日高町に住む看護師の工藤日菜野さん(当時28)の自宅で、工藤さんの首を絞め殺害した。

 その後、遺体を車で自らが経営する店に運んだが、松倉被告はその後、ある手口で遺体を隠していたことがわかった。

■遺体をタイヤ袋に入れ粘着テープで…

 警察によると、工藤さんの遺体は1月10日未明、店舗内でベニヤ板のようなものでふさがれた壁の中から発見された。

 新たに判明したのは、遺棄の手口だ。

 遺体はタイヤ袋に入れられ粘着テープで巻きつけた状態で見つかったのだ。

 松倉被告は1月2日に店を開けており、たこ焼きパーティーをしていた。

 この時、店内にはすでに工藤さんの遺体が隠されていたとみられます。

 司法解剖の結果、工藤さんの死因はロープのようなもので首を絞められたことによる窒息であった。

■2人は共通の趣味の「狩猟」を通じて親交を深めたか

 関係者によると、被害者の工藤さんは松倉被告が経営していたバーの常連客であった。

 工藤さんは狩猟に興味を持っており、狩猟免許を持つ松倉被告と共通の趣味を通じて親交を深めていったのではないかとみられている。

 松倉被告は逮捕前の任意聴取で工藤さんの殺害をほのめかしていたが、その後は黙秘を続けている。

 札幌地検は2月20日、松倉被告を殺人と死体遺棄で起訴したが、認否は明らかにされていない。

北海道文化放送
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