地域の伝統野菜「小笹うるい」について学ぶ特別授業が、上山市の小学校で行われた。子どもたちは初めて食べる伝統野菜に興味津々だった。
これから旬を迎える「小笹うるい」は、国がブランドとして保護する地理的表示「GI」に登録された上山市特産の伝統野菜。
小笹うるいを学ぶこの特別授業は、農業への関心を深めてもらおうと、地元の協議会が毎年行っているもの。
18日、生産者やJAの担当者が先生役となり、宮川小学校の3年生15人に、130年以上前から続く地元の伝統野菜の栽培方法を伝えた。
(小笹うるい部会・鈴木憲一部会長)
「これが株。この株に土を盛る。15センチ~20センチ土を盛る。それがにょきにょきにょきにょきと、このような感じで成長する」
ここでみんなに振る舞われたのが、ハウスで促成栽培され、朝に収穫されたばかりの生の「小笹うるい」。
そのお味は?
(児童)
「なんかぬめり出てきた! 思っていたよりめっちゃおいしい」
初めて食べたという子も多く、フレッシュなおいしさに驚いていた。
そして給食の時間には…。
(リポート)
「小笹うるいについて学んだ子どもたち。きょうの給食には、調理された小笹うるいが登場します」
出されたのは「小笹うるいの粒マスタードあえ」。
先ほどの“生”とはまたひと味違う伝統野菜のおいしさを堪能していた。
(児童)
「給食で出たのは、生で食べた時と違って味がついていて、別のおいしさがあっておいしい。初めて食べておいしかったからスーパーとかで買いたい」
「ぬめりと甘味があっておいしかった。なんで甘いのか、なんでぬめりがあるのか、調べてみたい」
(小笹うるい部会・鈴木憲一部会長)
「うれしかったのは、うるいがおいしいとほめてもらえた。今後もこのような機会があればまだまだ頑張ってやりたい。そしてうるいも作っていきたい」
小笹うるいは、市内8つの小中学校全ての給食で提供されたという。