新潟市江南区の石油製品・プロパンガスを販売する宝商事が事業を停止し、新潟地裁に破産を申し立てたことが分かりました。
民間の信用調査会社・東京商工リサーチなどによりますと、宝商事は1949年に三共石油として設立され、後に宝商事へと商号を変更しました。山形県を中心にガソリンスタンドを運営し、1982年9月期には売上高40億4300万円を計上していました。
しかし、2001年に取引先の経営破綻で2億4000万円の焦付きが発生し、経営改善の一環で関係会社であった旭商会を存続会社として吸収合併しました。
その後もガソリン業界を取り巻く市況の悪化の影響もあって、2013年3月期には売上高が10億円を割り込みました。
近年は事業譲渡を検討しながら生き残りを模索したものの条件がまとまらず、2025年3月期は売上高が4億5000万円に低下し赤字決算を強いられました。今期になっても業績に回復の見込みが立たなかったため、今回の事態に至ったということです。
負債総額は約3億4400万円に上っています。