去年の秋からの少雨で離島の水が危機的な状況となっている。佐賀・唐津市の離島では貯水池の貯水量が著しく低下していて、早ければ4月にも水の供給がストップする恐れがあり、市は対策本部を設置した。

離島で貯水池の貯水量が著しく低下

佐賀地方気象台によると、九州北部地方では去年(2025年)10月中旬から雨が少ない状況が続いている。

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佐賀県内では、特に唐津市の離島で貯水池の貯水量が著しく低下している。このため市は7年ぶりに渇水対策本部を設置した。

4月下旬に水の供給ストップの恐れも

唐津市上下水道局によると、最も貯水率が低下しているのは加唐島の32%(2月2日時点)。

このまま雨が降らず節水などの対策も行わなかった場合には、早ければ4月下旬に水が供給できなくなる恐れがあるという。

このため唐津市は、加唐島に海水を淡水に変える装置を仮設するとともに節水を呼びかけている。

離島のみならず断水や減圧給水の恐れ

一方、佐賀県は少雨による県内への影響を把握し断水や減圧給水などの措置に備えるため2月16日、副知事をトップにした「渇水対策本部準備会」を7年ぶりに立ち上げた。

気象台は、佐賀県内の去年10月中旬からの降水量は平年と比べて半分以下のところが多く、今後1カ月も雨は平年並みか少なくなる見込みであることを説明した。

このまま雨が降らない状況が続けば、水道事業者の判断で「断水」や「減圧給水」が行なわれる可能性もあるという。
このため県は、今のうちから県民に節水を呼びかけることにしている。

サガテレビ
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