福岡県北九州市の神社で17日、関門海峡で刈り取ったワカメを神前に供える伝統の「和布刈(めかり)神事」が行われました。
和布刈神事は、関門海峡に臨む北九州市の和布刈神社に奈良時代から伝わる神事で毎年、旧暦の元日に合わせて行われます。
午前2時すぎ、大潮で潮が引き岩場があらわになると、烏帽子に狩衣姿の神職が冷たい海に入り、たいまつの明かりを頼りにワカメを刈り取りました。
ワカメは他の植物に先駆けて芽を出すことから幸せを招くとされ、かつては朝廷にも献上されていたといいます。
◆参拝者
「今まで見たことがなかったので見られて良かった」
「商売繁盛と無病息災で1年間元気に過ごせたらいいなと思います」
手桶に収められたワカメは神前に奉納され、訪れた人たちは1年の幸せを願って手を合わせていました。