富山市で妻と3人の子どもたちと暮らすロサレス・リチャードさん(36)。メキシコ生まれ、アメリカ育ちの英会話講師が見つけた、富山での穏やかな暮らしを訪ねた。

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ゆったりとした富山の暮らしに魅了される

「富山すごいゆっくりライフスタイル。公園いっぱいありますので、子どもたち喜ぶ。富山住みやすい」

リチャードさんは来日して9年目。7年前に黒部市出身の葉子さんと結婚し、現在は5歳と3歳の子どもたち、そして昨年11月に生まれたばかりの赤ちゃんの5人で暮らしている。

富山での日常は、特別なことのない平穏なものだ。しかし、その何気ない日々の中に彼が求めていた幸せがあった。

愛情表現を大切にする家族の時間

買い物はリチャードさんの担当だ。この日も買い物の途中、妻からの電話で昼食のオーダーを受けていた。

「フィッシュフライ弁当」

電話の最後には決まったフレーズがある。

「Love You」

愛妻家のリチャードさんは「任務完了、妻のお弁当」と笑顔で話す。

食事の時間も家族の大切なひとときだ。

「葉子試してみる?おいしいよ。(熱いから)気を付けて」

「美味しい?よかった」

そんなリチャードさんに葉子さんも「愛情表現は直接的にしてくれるのでうれしい」と話す。

アメリカで育んだ家族の形を富山で実現

夫婦二人三脚の暮らしの中で、リチャードさんがどうしても手に入れたかったのがマイホームだった。

「子供ができて、自分の家もアメリカにずっと自分の家でやってたから、お母さんお父さん僕も家ほしいと思って、子どもは遊べるしうるさくても大丈夫だから家一番いいと思います」

リチャードさんが思い描くのは、26歳で日本に来る前、アメリカで小さいころから両親と暮らしていた家族の形だ。その理想を富山で新しい家族と再現している。

「富山は私の新しい人生です」

「(富山に)ずっといるつもりです」

リチャードさんにとって富山とは何かを尋ねると、こう答えた。

「富山は私の新しい人生です。妻に出会い3人の子どもに恵まれ家も建てた。私の新しい人生です」

何も特別なことではなく、家族と当たり前のような毎日を過ごす。その何気ない日常にこそ幸せがある——リチャードさんが富山で築いた新しい家族が教えてくれた。

(富山テレビ放送)

富山テレビ
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