秋田県の北部を中心とした大雪による被害の状況が少しずつ明らかになっています。農業被害は分かっているだけでも4億円を超えていて、今後さらに膨らむ見通しです。一方、大雪の影響で運休していたJR花輪線は、16日に運転を再開しました。
13日に開かれた県の災害対策本部会議では、県北部を中心とした大雪による被害状況が報告されました。
それによりますと、パイプハウスの倒壊や比内地鶏をはじめとする畜産施設の損壊など、農業被害は4億6900万円余りに上っています。
被害状況の調査は続いていて、被害額はさらに膨らむ見込みです。
会議で鈴木知事は「2月議会が開会したので間に合うかと。追加補正で対応を考えている」と述べ、速やかに支援にあたる考えを示しました。
交通にも影響が出ています。
JR花輪線は、大雪による除雪作業のため、1月21日から鹿角花輪駅と大館駅の間の全線で運転を見合わせていました。
除雪作業と線路内の安全確認が終了し、16日に運転を再開しました。
JR大館駅では早速、通勤や通学で列車を利用する人の姿が見られました。
高校3年生:
「運休の間は路線バスを使ったり、親が学校まで送ってくれたりしていた。運転再開してありがたい、時間もだいぶ違うので。列車のおかげで受験に向けて自分の体を大事に使えるかなと思う」
また、道路状況の悪化で運休が続いていた秋北バスは、全ての路線で運行が再開されています。
一方、秋田内陸線は除雪作業のため、比立内駅から角館駅の間で少なくとも2月20日まで運休が続く見込みです。