国会の召集を前に、一昨日比例代表で当選した人への当選証書付与式が行われました。
今回の衆院選、小選挙区の多くで勝利した自民党はその余波で、比例名簿下位の候補者たちが軒並み当選。
自民党が3分の2を超える議席を得る中で、初当選組も大勢でる結果となりました。
こうした当選者についてはかつての“小泉チルドレン”現象をほうふつとさせることから、一部で“高市チルドレン”との声も上がっています。
青井実キャスター:
岩田さん。初当選した新人議員をどう見ましたか?
SPキャスター・岩田明子さん:
新人さんというのはやっぱりフレッシュですよね。永田町に新しい風を吹き込んでくれるといいなと思います。皆さん経緯も背景も全然違う方たちですからね。
宮司愛海キャスター:
では、各党の新人議員の数を見ていきましょう。
今回の衆院選で当選した議員は、自民党に関しては316議席中66人が新人議員。日本維新の党が5人、中道改革連合が4人、国民民主党が7人、参政党が13人、チームみらいが10人ということなんです。
こうやって比べると自民党の66人が突出して多く感じますけれども、実は過去を見てみると、2005年“小泉チルドレン”郵政解散の時ですが、83人が新人でした。そして“安倍チルドレン”政権奪還の時は119人だったということで、ここと比べると割合としては…ということですね。
青井実キャスター:
岩田さん。自民党の新人議員66人にどんなことを期待しますか?
SPキャスター・岩田明子さん:
新しい風、発想の新しさというのを永田町に持ち込んでほしいなと思います。ただ、政治が身近だった方もいれば、例えば役人出身で法案の提出の仕方を分かっている人もいれば、今回初めて政治に接する方もいると思うので、そういったところではだいぶ温度感も違うんじゃないでしょうか。
宮司愛海キャスター:
まさに教育というところも重要になってくると思います。
しかし、この新人議員を巡って自民党のとある中堅議員からは「高市チルドレンとか言われている中で“魔の何回生”とか言われたら一気に自民党への信頼をなくす」ですとか、とある党幹部からは「いろいろ教育しないといけない。もう派閥もないから」という指摘もあります。
派閥も解体されていますし、麻生派だけは残っていますが、そういったところが課題になっているようです。
そんな中、17日に自民党本部で新人議員研修会が行われます。
まず鈴木幹事長と齋藤元経産相による冒頭あいさつ、それから言論の注意点、心構え、支援組織・団体との付き合い方、SNSの使い方、メディア対応などに関しての研修会だということです。
青井実キャスター:
教育をしないとだめなのか、だめならどのようなことが起きる可能性があるのでしょうか?
SPキャスター・岩田明子さん:
昔は派閥というものがあって、温度差はあるけれどもそこが教育機関になっていました。
派閥の常駐している議員に何回も聞きに行くことができましたけど、もうそれがありませんので、議員としての心構え、それから大事なのは、とにかく地元に帰って選挙で勝ち上がってこいと。受かってきた人は割と楽にスッと受かっているので、やはり地元にしょっちゅう帰るということ、それから失言や団体との付き合い方、政治とカネのこと、これは一から教育を徹底しないと、また“チルドレン”による不祥事が起きるリスクがあると思います。