15日の東京都内のクリニック。
発熱を訴える人などで待合室はごった返しています。
「若干喉が痛くて、きょうの朝熱測ったら39.5度」と話す女性。
検査したところ、インフルエンザのB型が陽性でした。
15日に予約なしで発熱外来を訪れた42人のうち、半数以上の24人がインフルエンザの抗原検査で陽性だったということです。
2月になって再び感染者が急増しているインフルエンザ。
全国の定点医療機関から報告された患者数は、2025年11月に警報レベルの30人を超え、一時、51.12人まで増えました。
その後減少傾向にあったものの、1月中旬ごろから再び増加。
16日に発表された2月8日までの患者数は43.34人となり、前の週と比べ約1.4倍に増えました。
1シーズンに2度もインフルエンザが流行するのは異例のこと。
その理由について、いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長は「12月になってからインフルエンザA型の患者がかなり減って、ある程度出し切ったような形。久々のインフルエンザB型ということで一気に広がった」と話します。
2025年の秋から冬にかけてはA型が主流でしたが、現在流行しているのはB型。
いとう王子神谷内科外科クリニックで15日に陽性となった24人のうち、22人がB型だったということです。
伊藤院長によると、B型はA型と比べて高熱は出にくいそうですが、のどの痛みや腹痛などの胃腸障害が出やすいのが特徴だといいます。
では、A型とB型両方かかることはあるのでしょうか。
いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:
A型B型は抗原性がある程度異なるので、B型にも感染する。今年はA型のあとB型(に感染)というパターンが非常に多い。
2月7日に診察を受けた10代の女性は、2カ月前にインフルエンザA型に感染し、治ったばかりだといいますが、伊藤院長から「今回検査をしたところインフルエンザのB型です」との検査結果を告げられると、驚いた様子で頭を抱えていました。
この時期、花粉症とインフルエンザの“ダブルパンチ”となる人も少なくなく、中には重症化する患者も出ているということです。