テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが天気の豆知識を解説するコーナー。今回は、「気象病」「天気痛」についてお伝えします。

1~2月の宮崎県は雨の少ない時期ですが、久しぶりに「恵みの雨」も降りました。天気の変化に伴い、「体がだるい」「頭が痛い」といった不調を感じる方も多いのではないでしょうか。これは、気圧の変化が私たちの体に影響を及ぼしているためと考えられています。

日本人の7割近くに自覚症状

ウェザーニューズの調査によると、日本人の7割近くが「頭痛」「肩こり」「だるさ」「関節痛」などの自覚症状を抱えているそうです。

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茨城県に住む古山予報士の祖母も、「あー、これ、ヒザいてぇーから、あした、雨ふっぺ」と、天気予報ができるほど敏感だったとか…。藤崎アナも「実は頭痛もちで、きょうも朝まで雨が降っていたので頭が痛くて頭痛薬を飲みました」と話していました。

古山予報士がX(旧Twitter)で「天気痛の症状はありますか?」とアンケート調査をしたところ、6割強の方が「何らかの症状がある」と回答しました。非常に身近な悩みであることがわかる結果となっています。

頭痛:31%
体の痛み・こり:19%
めまい:15%
感じない:35%

 なぜ天気が悪いと体調を崩すのか?

そのメカニズムについて、古山予報士が分かりやすく解説します。鍵を握るのは、耳の奥にある「内耳(ないじ)」という部分です。

内耳には気圧の変化を感じ取るセンサーがあり、急激な変化を察知すると脳に信号を送ります。その刺激によって自律神経が乱れ、頭痛やめまい、関節痛といった症状が現れるのです。

 今すぐできる!「耳マッサージ」のすすめ

気象病の対策として、古山予報士のおススメは「疲れをためないこと」「耳のマッサージ」「ひどくなる前の薬」です。自律神経を整え、血行を良くすることがポイントになります。

1.耳をつまむ
2.上下に引っ張る
3.くるくると回す

これだけで、内耳周辺の血流が良くなり、症状の緩和が期待できるといいます。「ひどくなる前に薬を飲むことも有効ですが、まずは疲れをためず、規則正しい生活を心がけてください」とアドバイスがありました。

季節の変わり目である2月は寒暖差も大きくなります。天気の変化を事前にチェックし、耳のマッサージを取り入れながら、上手に体調管理をしていきたいですね。

(テレビ宮崎)

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