大阪地検の元トップから性的暴行を受けたと訴える女性検事が、「検察の対応で二次被害を受けた」として、国などに賠償を求める訴えを起こしました。
大阪地検の検事・ひかりさん(仮名)は準強制性交の罪に問われている元大阪地検の検事正・北川健太郎被告(66)や当時の検察幹部、それに国などを相手取り、およそ8300万円の損害賠償を求めきょう=16日、提訴しました。
ひかりさんは、同僚の副検事が被害者の名前を吹聴していると知りながら、幹部が直接止めなかったり、副検事がいる職場に復帰させようとしたりしたなどと、訴えています。
【ひかりさん】「検察に、自分たちのいまやっていることが、どれほど職員の安全・尊厳・名誉を傷つけることになっているのか、自覚してほしい」
一方、北川被告は刑事裁判で起訴内容を認めたものの、その後一転して無罪を主張しています。
提訴を受けて国(法務省)は、「訴状の送達を受けていないのでコメントは差し控えます」と述べています。