2月15日、Vリーグ女子レギュラーシーズン第11節GAME2。今季札幌での最後の一戦を迎えたアルテミス北海道は、北ガスアリーナ札幌46でヴィアティン三重と対戦した。
今季一度勝利している相手に、前日のGAME1で敗れて迎えた一戦。雪辱を期したアルテミス北海道は、第1セットから谷口紗弥選手のアタックを起点に、一進一退の緊迫した攻防を繰り広げ、中盤には谷口選手のブロックとアタックで一時は3点リードを奪う。終盤、21-22の場面ではキャプテン山田菜那光選手のレシーブから廣瀬未佳選手が決めて同点に追いついたが、その後は連続失点を喫し、22-25と第1セットを落とした。
第2セットもアルテミス北海道は、リベロの榎園紗和選手を中心に粘り強くボールをつなぎ、三重に食らいついた。攻撃は廣瀬選手にボールを集めながら、辻桃奈選手もスパイク、ブロック、サービスエースに加え、レシーブでも存在感を発揮した。終盤までもつれた展開となったが、23-23から辻選手が連続でスパイクを決め切り、25-23でセットを奪った。
第3セットは17-17から8連続失点を喫し、17-25で後がなくなった。それでも第4セットは、青島ヘッドコーチが「戦術は変えていないが、スパイカーの動きを最後まで見てブロックで手を出すことで、流れを引き寄せることができた」と振り返ったように、ブロックポイントに加えて、谷口選手がスパイクでも得点を重ね、序盤から主導権を握った。相手に点差を詰めさせることなくリードを広げ、25-14と大差で取り返した。今季限りでの引退を表明している岩見花選手もサービスエースを決め、会場の雰囲気は最高潮に達した。
札幌での最終戦を勝利で飾りたいアルテミス北海道は、最終セットも必死にボールをつなぎ続けた。3-7と劣勢の場面では、岩見選手のレシーブから廣瀬選手が決めて流れを引き寄せると、その後も長いラリーから連続得点を決めるなど10-10の同点に追いついたが、最後は力尽きて12-15。セットカウント2-3のフルセットの接戦を落とし、札幌での最終戦を白星で飾ることはできなかった。

キャプテンの山田選手は「ディフェンス面は昨日よりできていたが、オフェンス面で自分がもっと勝利に貢献できる場面があった。勝ちたかった」と悔しさを口にした。
札幌のファンに最後のプレーを見せた岩見選手は「去年から負けが続いている中、観客数も目に見えて多くなった。勝ちを見せたい気持ちもあるが、会場に来てくれた人全員に『来てよかった』と思ってもらえるバレーができたらいいと思いながら、今までやってきた」と振り返った。
アルテミス北海道は、今季残り6試合、ホームゲームは3月14日、15日にウインドヒルくしろスーパーアリーナで行われる今季最終2連戦を残す。岩見選手は「最終戦まで気を抜かず、チームの課題をやりとげられるようにしたい。シーズンを通して自分たちが一番成長を感じられる試合にして、最後は勝って終われるようにがんばりたい」と意気込みを語った。山田選手も「今日はたくさん来てくださったファンの方にすごいパワーをもらった。今日の展開もみなさんのおかげ。最終戦は釧路ですが、来てくださったら嬉しいです」と感謝を述べた。青島ヘッドコーチは「この2戦で出た課題や成果をフィードバックしながら、淡々とやり続けていくことが結果につながってくると思う。そこはぶれずにやっていきたい」と残り試合への抱負を語った。

