東日本大震災による津波被害を受けた福島県浪江町の神社で、伝統の祭りが行われた。
2月15日に浪江町請戸地区で行われたのは、地区で300年以上続く「安波祭(あんばまつり)」。豊漁や豊作を願って神楽と田植踊が奉納される伝統行事だ。
祭りが催されるくさ野神社※は、東日本大震災で津波の被害を受け社殿が流失。
震災後は避難先での開催が続いていたが、2018年に請戸地区で祭が再開され、2024年には社殿も再建された。
※「くさ」は草冠に「召」
祭に訪れた人は「請戸の思い出はいつまで経っても忘れることはできない。こうやって安波祭が再開されたということは、本当に地区住民として大変うれしい」と話した。
この日は、町に住む人や避難先から集まった人など大勢が集まり、故郷・浪江に思いをはせていた。