■パウダースノーを楽しむ大勢のスキーヤーの姿…しかし危険が
スキーシーズンの最盛期を迎えた2月の北海道。スキー場には、パウダースノーを楽しむ大勢のスキーヤーの姿が――
しかし連日、コース外を滑るバックカントリー中の遭難が相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。
祝日だった2月11日、旅行で北海道を訪れていた、いずれも中国籍の15歳の男子高校生2人がニセコエリアにあるスキー場のコース外でバックカントリー中に遭難、その後、スキー場のパトロール隊により発見・救助されました。
警察によりますと、11日午後3時40分ごろ、北海道倶知安町で「スキー場のコース外でバックカントリーしていたところ、ケガはないが迷ってしまった」と中国籍の男子高校生2人から110番通報がありました。
警察から連絡を受けたスキー場のパトロール隊がスノーモービルなどで捜索活動を行い、約1時間後に発見・救助されました。
男子高校生2人はコース外でスキーやスノーボードをしていましたが、途中で道に迷ったということです。
男子高校生2人にケガはありませんでした。
■連日相次ぐ外国人によるバックカントリー遭難に警察は…
その翌日12日にもバックカントリー遭難が相次ぎました。
札幌市南区定山渓の山中でバックカントリースキーをしていたアメリカ国籍の男性2人が道に迷い、その後、無事救助されました。
救助されたのは、バックカントリースキーをしていたアメリカ国籍の50代と70代の男性2人です。
12日午後2時40分ごろ、札幌市南区定山渓の山中で「外国人2人から迷っていると言われ救助を依頼された」とスノーモービルで通りがかった日本人男性から110番通報がありました。
警察によりますと、日本人男性は趣味でスノーモービルをしていたところ、助けを求められ、通報後、スノーモービルでスキー場まで送り届けて、2人を救助しました。
2人は「スノーモービルの跡をバックカントリーのスキーの跡だと思って山に入ったら迷った」と話しているということです。
12日は北海道上川地方の東川町の旭岳でも、韓国籍の20代男性がスノーボード中に遭難しました。
男性はバックカントリー中に1人で遭難したとみられ、携帯のバッテリー残量が少なくなっていましたが、その後、警察官に救助されました。
男性にケガはありません。
相次ぐバックカントリー中の事故を防止するため、警察はスキー場での注意喚起の呼びかけを行っています。
警察官らが外国人スキーヤーらに英語で話しかけたほか、英語表記入りのチラシを配るなどして、マナーを守って安全にスキーやスノーボードを楽しむよう呼びかけています。