14日は春めいた1日。長野県諏訪市では今シーズン諏訪湖に「御神渡り」が現れなかったことを報告する神事が行われました。

諏訪市の八剱神社では、1月5日から2月4日の立春までの1ヵ月間、宮司と総代が諏訪湖を見守りました。

「御神渡り」は全面結氷した湖の氷に亀裂が入り、せり上がる現象で、古くから「神様が歩いた道」と言われています。

ただ、この冬も諏訪湖に「御神渡り」は現れず、「明けの海」となり、神事で報告を行いました。

八剱神社 宮坂清宮司:
「小波の打ち寄する明けの海にて御神渡御座無候」

「明けの海」は8シーズン連続で、過去最長だった戦国時代の記録に並びました。

八剱神社 宮坂清宮司:
「(諏訪では)この冬、氷点下10度以下の冷え込みが3日ありました。冷え込んだ翌日は全面結氷し、それが3日続くと氷が厚くなり、寒暖差によって氷に変化が現れ、亀裂と盛り上がりができます。でも寒気が続かなかった。この8年ずっと同じような傾向であったと思います。自然の現象や恵みをなくさないよう慎みある生活をしながら来年はぜひ(御神渡りを)拝観したい」

長野県内は14日、飯田で15.5度まで上がり、松本11.8度、長野11.2度など各地で10度を超えました。15日は春本番の空気が流れ込み4月上旬並みの暖かさとなりそうです。

長野放送
長野放送

長野の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。