与野党で大きく明暗が分かれた衆院選。当選者たちは各選挙区で街頭に立ち国政への思いを新たにしていた。自民党の当選者からは13年以上輩出できていない大臣ポストを見据える発言も。一方、辛くも比例復活した中道の当選者は党立て直しの難しさを語った。
激戦終え…自民の当選者たちが決意語る
新発田市で通勤中の有権者に感謝を伝えていたのは、新潟3区の議席を奪還した自民党の斎藤洋明氏。
「大臣になることが目的ではなく、大臣になって何をなすかということになるが、仕事をするためにポストをいただくというのも非常に大事なことなので、そういうチャンスがくれば、恐れずに、ひるまずに受けて、正々堂々働いていきたい」
財務副大臣の経験を持つ斎藤氏は6期目に向け、大臣ポストも見据えた決意を語った。
前回の衆院選で議席を失っていた4区の鷲尾英一郎氏と5区の高鳥修一氏は返り咲きを果たした。
鷲尾氏は「まずはやっぱり地方創生をやると。その中には当然農業の問題であるとか少子化対策とか交流人口を増やすとか様々な問題がある」と語り、高鳥氏は「物価高騰対策、この地域は豪雪対策を。この雪だから、国からしっかり予算を持ってくる、高齢者とか障害者とか要援護世帯の支援もしっかりしていかなければならない」と意気込んだ。
自民党としての悲願だった新潟1区の議席を奪還した新人の内山航氏はさっそくその責任の重さを感じていた。
「すごい緊張感と危機感。次回の選挙は本当に大変だと思うから、やれることはやっておく。1区は新潟県全体の浮沈に関わるような大事な選挙区だと思うから、新潟の街づくりみたいなところで、私たちの声が届かない部分に関しては風通しをよくしていくと、そのパイプ役になりたいと思っている」
そして、当選者たちは午後、自民党県連の党議に出席。選挙戦を支えた県議に感謝と決意を述べた。
県連の岩村良一幹事長は「ここまで大勝すると任期が長くなる可能性があるので、そういう意味ではしっかりとした政策活動、それから地盤強化の活動をみんなで一体となってやっていこう」と呼びかけた。
比例復活の中道・西村氏と菊田氏「想像つかないくらい深刻」
一方、県内すべての小選挙区で議席を失った中道から比例復活で当選を果たした西村智奈美氏も新潟市中央区で辻立ちを行った。
「国会が始まっていくので、早く体制を立て直して、皆さんから与えていただいた議席をフルに活用できるようにしていかなくてはいけない」
同じく比例復活で当選した菊田真紀子氏はこの立て直しの難しさに頭を悩ませる。
「想像がつかないくらい深刻な状況で焼け野原みたいな状況。これからどうやって立て直していくのか、極めて難しいし、正念場というか大変な道のりが始まる」
一変した勢力図のもとそれぞれの新たな任期が始まっている。
