もうすぐバレンタイン。スーパーでは華やかなチョコレートが並んでいる。
そんなチョコレートの中に、ちょっと気になる商品が…。
その名も「チョコか?」
「ひまわりの味も感じつつ、おいしいチョコレートに仕上がった。環境に関心のあるMZ世代(10代から40代半ば)をターゲットにした」(イオン北海道 担当者)
このチョコ、実は「ひまわりの種」から作られていて、全くカカオが入っていない。
価格は通常のチョコレートより1割ほど安い。
こうした代用食品が、今、再び注目されている。

専門家は、その理由には社会的要因があると言う。
「今だと原材料の高騰、何か他の物となった時に安定した物となる」(藤女子大学 田中洋子准教授)
気候変動などの影響でカカオ豆の生産量が減少し、カカオの価格は高騰。
ひまわりはカカオ豆を栽培するよりも、環境への負荷を減らせ、持続可能な代用品として注目されている。
気になる味は…?
田中准教授に、ひまわりのチョコを試食していただいた。
「食べた感じも(ひまわりと)言われないとわからない」(田中洋子准教授)

さらに豚肉など肉が値上がりする中、今、再注目されているのが大豆ミートだ。
ひき肉の代わりになる大豆由来の商品は、商品の種類も増え、手に取りやすくなっている。

大豆ミートで作ったキーマカレーを味わってみると…
「全く大豆と分からない。食感が特にお肉と変わらない。普通においしいですね」(糸口真子フィールドキャスター)

植物性のたんぱく質を豊富に含んでいて、低カロリーなのも嬉しいポイント。
さらに長期保存もきくので、使い勝手がよく、人気が高い商品だ。

そして、代用食品の人気はこちらの洋菓子店でも。
イチゴが乗ったムース。小麦、卵、乳製品を使わず、豆乳で作られている。
「アレルギーがある子どもが増えていて、ケーキには三大要素:小麦粉、タマゴ、乳製品が欠かせないのですが、それを全て取り除いたらどうなるだろうかという所で、豆乳に至った」(エル・ドール平岡店 亀井店長)
「普通にケーキとして美味しいです。豆乳という感じがまったく感じられません」(糸口フィールドキャスター)
近年、食物アレルギーの子どもが増えている事もあり安心して食べられて、価格も、他のケーキと変わらないのが魅力的だ。
さらに予約すれば、ホールケーキも作ってくれるということで、口コミで人気が広がっている。
代用食品の今後の可能性を田中准教授に聞くと。
「研究も進み価格も落ち着くのでは」(藤女子大学 田中洋子准教授)
物価高騰が続くなか価格の面でも、代用食品のニーズは高まっていきそうだ。
