ミラノ・コルティナオリンピックのスノーボード男子ハーフパイプ予選に、1月に骨折した前回王者・平野歩夢選手(27)が出場。
7位で予選を突破し、決勝進出を決めました。
平野歩夢選手(27):
自分自身もこの場に立てたことをすごく奇跡的な、自分でもビックリしているような状況で。
奇跡の2連覇に闘志をたぎらせる選手がいる一方で、転倒・接触などオリンピックならではのシーンもありました。
スノーボード女子ハーフパイプの予選。
登場したのは、中国の劉佳宇選手です。
動けなくなった劉選手は担架で運ばれ、医務室へ。
すると、入れ替わるように現れたのは、スノーボードではなくスキーを履いた集団。
隊列を組み、転倒地点の雪をスキーで踏み固めていたのです。
スキー板で行うコース整備。
さらに、スキーで前後に滑りながら目印となるラインを引く場面も見られました。
スピードスケート男子1000メートル11組に登場したのは、金メダル候補のオランダのベンネマルス選手。
2025年の世界選手権チャンピオンです。
滑る相手は中国の廉子文選手。
スタートから快調に飛ばしたベンネマルス選手。
相手選手と接触後、何とか体勢を立て直しゴールしましたが怒りが収まりません。
内側と外側のコースを交互に滑るこの種目。
ルールでは、外側から内側に入る選手に優先権があります。
今回優先権があったのは、外側から滑ってきたベンネマルス選手。
しかし、内側にいた中国の廉選手が譲らなかったために接触し、失速してしまったのです。
オランダファンでオレンジ色に染まった会場が騒然となる中、廉選手は進路妨害で失格。
ベンネマルス選手は1人再レースに挑んだものの、タイムを伸ばせず無念の5位に終わりました。
ベンネマルス選手:
ただ僕は自分のコースでレースしてて、ただ中国選手が僕のコースをふさいだんだ。僕のオリンピックの夢が打ち砕かれて打ちのめされている。
スピードスケートでは、別のアクシデントもありました。
ショートトラック混合リレー準決勝。
優勝候補の韓国とアメリカ、カナダ、ベルギーの4チームのうち上位2チームが決勝に進出します。
韓国が3番手につける中、アメリカが先頭に出た次の瞬間でした。
先頭のアメリカの選手が転倒。
3番手の韓国選手もよけきれず転倒してしまいます。
起き上がって何とかゴールしたものの、韓国は3位に終わり決勝進出を逃しました。
韓国チームは「巻き込まれた」と身ぶりを交え抗議しますが認められません。
転倒や接触が多いショートトラックの場合、接触による“救済”は2番手以内の選手が対象。
3番手だった韓国は対象外なのです。
韓国メディアは、転倒したアメリカの選手が別のレースでも転倒していたことから、ミスではなく故意ではないかとも報じています。