観光客の増加に伴い、宮島ロープウエーの客車が来月、生まれ変わります。
新しいゴンドラに生まれ変わる作業をツイセキしました。

ヘリコプターで上空を飛んでいるのは、これまで18年にわたって観光客を弥山山頂へと運んだ宮島ロープウエーの客車です。
その重さはおよそ1.7t。山頂付近は車で上がることができないため、空輸が唯一の運搬手段です。
世界遺産の島・宮島の原始林と瀬戸内の多島美を眼下に見下ろすことができる宮島ロープウエー。
麓側と山頂側2つある路線のうち、今回は山頂側の獅子岩線で大規模な作業が行われます。
来島者数が2年連続で過去最多を更新するなど宮島の観光需要の高まりを受け、獅子岩線では2基の客車をリニューアル。
これまでの30人乗りから最大35人乗りに入れ替えることになりました。

【辰已麗アナウンサー】
「ベールに包まれた大きな物体が新しい客車だということです」

新しい客車はすでに地上に待機していました。
新客車は今週、陸路で宮島口へ。
フェリーに他の車と同じように乗り込み、陸と海を渡って宮島に上陸しました。
今はまだその姿を見ることはできませんが、宮島の自然を象徴する空と海をイメージした新たなデザインが採用されます。

【辰已麗キャスター】
「ヘリコプターのもの凄い風です。滑車が新しいゴンドラに取り付けられました。今新しい客車がゆっくりと宙に浮かび上がりました。これからお客さんを乗せて空中を結ぶ客車が一足先に空中散歩です。いってらっしゃい」

新しい客車の重さは今までよりも重い2.1t。
それぞれ2基の客車が地上を飛び立って10分ほどでロープに直接取り付けられました。
今後試運転を重ね、営業運行に備えます。

【宮島ロープウエー 木村仁志 常務】
「往復運行をするわけですから、1時間輸送能力にしたら何十人も増えるということになりますので。定員を増やす、快適性を増すということもありまして、今回の取り換えになりました」

宮島ロープウエーは現在、運休中で来月7日から運行を再開します。

■■■ スタジオ解説 ■■■

客車交換の目的は混雑緩和ということですが、35人乗りではなく、もっと増やすことは出来なかった?

今回のゴンドラは従来より60cm長くなりました。
吊るワイヤーなどの大きな設備をなるべく変えないまま増やせる最大人数ということで、5人増加の35人になったということです。
ただ宮島ロープウエー、混雑時には5分おきに運行しています。
ですから一回あたり5人。
1時間で考えると…5人×12回で、1時間あたり60人多く利用することができます。
現在は桜や紅葉シーズン以外にも混雑することが多いため、効果が期待されています。
3月の運行再開が待ち遠しいです。

テレビ新広島
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