2月12日も広く晴れた一方で、心配なのが、少雨です。長野県筑北村では、2025年秋からの少雨で井戸の水位が低下し、村民に夜間の節水を求めているほか、入浴施設を臨時休業するなど影響が出始めています。
筑北村にある村営の入浴施設「坂北荘」。
地元の住民が多く利用する施設ですが―。
(記者リポート)
「こちらの入浴施設は2月11日から臨時休業となっています。理由は雨が降らないことによる水不足です」
村は、2月11日から臨時休業としています。
理由は、少雨による水不足です。
筑北村・鎌田欣子村長:
「(雨が)本当に全くない状況で本当に不安な状態。今回、このこと(水不足)が初めて、皆さんも驚いてますし、私もびっくりして」
村によりますと、2025年秋ごろから雨が少ない状態が続いていて、降水量は、平年並みだった前の年の同じ時期と比べて6割ほどにとどまっているということです。
この影響で、水道水の水源となっている8カ所の井戸で水位が低下。
この状況が続けば、断水のおそれもあるとして、村は2月11日から「給水制限」を始めました。
午後9時から午前6時までの間、村民に節水するよう呼びかけています。
村民:
「(お風呂につかる)回数を我慢しなくちゃいけないかな。飲料水の方まで響いてきたら困ります」
村民:
「なるべく水道の水を細くする。みんな気を付けて節水しなきゃいけないという気持ちでやってもらうほかない」
特に、坂北荘のある坂北地区は水位の低下が顕著で、井戸の水を大量に使う施設の臨時休業を決めました。
村内にある他の入浴施設でも、今後、営業日を減らす対応をとる予定です。
今のところ給水制限の解除のめどは立っていませんが、村は可能な限り協力してもらいたいと呼びかけています。
筑北村・鎌田欣子村長:
「(水は)生活に一番必要な資源。例えば、茶碗を洗うときも流しっぱなしで洗わずに(水を)ためて少しでも(節水する)という形でお願いできれば」
雨不足が心配です。この先の天気は?
岸本慎太郎気象予報士:
「県内は、まだしばらく空気が乾燥した状態が続きそうです。低気圧が数日の周期で本州に近づき、雨や雪が降る日はあります。この時期、乾燥しやすい中部や南部でも雨や雪の降る日はありそうなのですが、まとまった量になりません。気象庁がきょう発表した1カ月予報によると、関東甲信地方の降水量は平年並みか少ない予想。日照時間は平年並みか多い予想です。つまり、雨が降っても、量は少なく、すぐに日差しが出る予想となっているため、空気のうるおいまでは見込めないでしょう。火災にも注意が必要です」