バレンタインデーまであと2日。愛媛県でもチョコレート商戦が本番を迎えているなか、今年は原料となるカカオの価格が高騰し続けています。「カカオショック」とも言われるこの異変。四国中央市にある専門店の経営者は24日、頭を悩ませている事態と明かしました。

曽我部愛麗キャスター:
「バレンタインデー直前ということで、ブラウニーや南米の様々な国から仕入れたカカオで作ったチョコレートが並んでいます」

四国中央市にある「GBC Chocolate factory」は、チョコレートの専門店。ペルーやマダガスカルからチョコレートの原料のカカオを取り寄せ、こだわりのクラフトチョコレートや焼き菓子をつくって販売しています。しかし、このカカオを巡り、経営者の高橋賢次社長は、頭を悩ませる事態が続いていると明かしました。

高橋賢次社長:
「仕入れに大打撃がありまして。今まででは考えられない。こんなことは今までなかったので、それくらい高い状況」

この店に大打撃を与えているのは「カカオショック」と呼ばれる価格高騰。仕入れる量は年間で1トンほど。しかし仕入れ値は約4~5年前から徐々に上がり始め、現在では約3倍にもなっているといいます。

原因は南米や西アフリカのカカオの生産国が、大雨や干ばつなどの異常気象に見舞われているほか、カカオの病気などもあり、生産量が減少しているためとしています。

この危機のなか、店はやむを得ず商品を2割ほど値上げ。カカオの使用量が少ない焼き菓子の種類を増やすなど工夫もしてきました。

訪れた客:
「チョコレートおいしいからね。(価格は)気にしないよね。だって待ってるじゃないですか、孫とか子どもとかなんですけど」
「ひ孫にやったら喜んでくれるよ~」

「カカオショック」のなかで迎えたバレンタインシーズン。高橋社長は「工夫を続けながら、チョコレートの価値を高めていくのが使命」と意欲を見せています。

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テレビ愛媛
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