札幌市は12日、市内南区の動物園「ノースサファリサッポロ」を運営する有限会社サクセス観光に対し、違法建築物の除却命令に向けた弁明通知書を交付しました。
対象となるのは、市街化調整区域内に市長の許可なく建築された38棟の建物です。
市によりますと、サクセス観光は札幌市南区豊滝の市街化調整区域内で、都市計画法に違反し、許可を受けずに建築物を建てたり、違反を認識しながら建物を譲り受けたりしていたということです。
市はこれまで複数回にわたり是正を求める行政指導を行ってきましたが、自主的な是正が見込まれないと判断。
都市計画法に基づく除却命令が必要と判断しました。
弁明通知書は12日午後2時ごろに交付されました。
同社の違法建築物をめぐっては、2024年3月時点で156棟が確認されていましたが、その後183棟まで増加。
市の指導を受け、2025年1月時点では38棟まで減少していました。
同社は27日までに弁明書を提出する必要があり、市は内容を精査したうえで正式に除却命令を出す方針です。