全国に誇りたい新潟のグルメ。今回は温かい鴨汁に風味豊かなソバをつけて食べる鴨せいろをご紹介。使っているソバ粉には秘密が隠されていました。
風情を感じる店構えの『そば処新ばし』(新潟市中央区)。
この店で朝から丁寧にソバを打っているのは、ソバ打ち歴55年目の柴崎好範さんです。
静岡の老舗ソバ店の次男として生まれた柴崎さん。ソバ粉に特別な思い入れを持っていました。
【柴崎好範さん】
「うちの店では、僕が大好きなオーストラリア・タスマニア産のソバを1年中通して使っている」
静岡出身のソバ職人が新潟の地で、どうしてオーストラリアのソバ粉を…?そこには柴崎さんの好奇心とソバへの情熱が詰まっていました。
【柴崎好範さん】
「そもそも海外に憧れたというのがある。ただ旅行で行くのではなくて、実際に住んで、さらにおソバ屋さんを開いてみたい(と思った)」
ソバ職人としてのスキルを生かし、多くの人に本格的なソバのおいしさを広めたいと感じた柴崎さんは約40年前にオーストラリアへ移住。
店をオープンさせると、当時から現地で調達したタスマニア産のソバ粉を使って海外で20年ほどソバの魅力を伝えてきました。
【柴崎好範さん】
「このソバは完全にオーガニック。日本でも完全オーガニックで育てているソバは少ない。(Q.挽き立てにすることで香りが立つ?)もう全然違う」
7年前に妻の実家がある新潟で現在の店をオープンしたあともタスマニア産のソバ粉を使用。
紫外線の強い環境で育つことで栄養価が高くなる上に、苦味を抑え、甘みが増していると言います。
いまの時期は温かい鴨汁を合わせていただくのがおすすめです。
【柴崎好範さん】
「鴨の脂は病院食にも使われるくらい非常に体にいい脂」
さっとゆでたソバと一緒にいただく、温かい鴨汁がセットになった〈かもせいろ 1760円〉。
具材は鴨肉とねぎでシンプルに。タスマニア産ソバ本来の味を楽しみます。
【吉田優アナウンサー】
「麺が程よく弾力があって、噛めばかむほどソバの爽やかな香りと甘みが引き立ちます。鴨肉もだしを吸っています・おいしいソバと鴨汁絶品!」
【柴崎好範さん】
「いつまでできるか分からないが、生涯現役でやる覚悟でいるので、タスマニアのソバをぜひお客さんにファンになってもらって広めていきたい」