衆議院議員選挙は8日投開票が行われ、自民党は戦後最多の316議席を獲得しました。県内の小選挙区でも自民党の前職4人が当選し、議席を独占。当選者の喜びの声や各政党の受け止めです。
熊本1区は、自民党・前職で官房長官の木原 稔さんが14万4000票余りを獲得し、中道改革連合と参政党の新人を破り、7回目の当選を果たしました。
木原さんは官邸近くのホテルで開票状況を見守り、リモートでつないだ熊本市の会場と喜びを分かち合いました。
【自民 熊本1区 木原稔氏】
「私が不在にもかかわらず頑張ってくれた皆さんに改めてお礼を申し上げ、私の妻由紀子も頑張りましたので、ぜひ皆さん拍手を送ってあげてください」「ありがとうございます。私の時よりも拍手が大きいような気がしますが」「日本を未来に進めるために特に若い人が胸を張って『日本はいい国になったな』と、『これからも日本にずっと住み続けたい』『未来は明るい』と胸を張ってそう言ってもらえるような国づくりをやっていきたい」
その後、木原さんはTKUの生放送で単独インタビューに応じ、7期目にかける思いを語りました。
【自民 熊本1区 木原稔氏】
Q、官房長官として「縁の下の力持ちとして総理を支える。それが官房長官の一番の役目だと思うので、それに徹していきたい」
Q、拉致問題の解決について「熊本にも松木薫さんという拉致被害者がいます。
時間が限られている中でこの問題は早く解決しなければいけない。私が最後の拉致問題担当大臣になるよう手段を選ばずに日朝首脳会談に向けてその環境を整えていきたい」
熊本2区は、自民党・前職の西野 太亮さんが参政党と共産党の新人2人を寄せ付けず完勝で3回目の当選を果たしました。
【自民・熊本2区 西野太亮氏】
「3期目、どんな試練が待っているか分からない、どんな困難が待っているか分からないが、これだけ多くの人に支えてもらった。私の背中に皆さんの期待や思いを
のせてもらった。そういう西野太亮は負けるわけにはいかない。前に進むしかない、その思いだ」
当選から一夜明けたけさ、西野さんは初当選から続けている当選翌日の辻立ちを行いました。
【自民・熊本2区 西野太亮氏】
「皆さまの支えを胸に刻んで心から感謝の気持ちを持ちながら3期目も全力で、全人格をかけて政治活動に取り組んでいきたい」
西野さんは、自民党が単独で衆議院の定数の3分の2以上の議席を獲得した今回の結果について次のように述べました。
【自民・熊本2区 西野太亮氏】
「高市政権に対する期待の声だと思う。ただ一方で、自民党単独で3分の2という
議席を得たので、ものすごい責任を背負ったことになる。少数政党の皆さんの意見も
聞かなくてはいけないと思う。そういう意味では謙虚に他の政党の意見もしっかり聞きながら議会運営、政権運営をしていかないといけないと思う」
熊本3区は自民党・前職の坂本 哲志さんが参政党と社民党の新人2人を圧倒し、
9回目の当選を果たしました。
【自民・熊本3区 坂本 坂本 哲志氏】
「中山間地の問題から、平坦地の問題からさらにTSMCを抱えるこの独特の他の地域にはない課題からいろんな問題が出ている。今後はそれを一つ一つ丁寧にきめ細かく聞き取ってどうすれば解決できるのか、解決に近づけられるか考えて実行していきたい」
前の石破内閣では党の国対委員長を務めた坂本さん。県議時代から続けている日課の辻立ちを今朝も行い、9期目に向けて「時には自民党内のブレーキ役、野党とのパイプ役にもなれたら」と語りました。
【自民・熊本3区 坂本 坂本 哲志氏】
「若い人たちはどうしても一方的に走りがちなので『国には多様な意見があり、様々な環境がある』としっかり私の発言で強調していきたい。どんなに多数をとっても
これは国民のみなさんの今回の選挙に対する意思表示なので、長い目で見た場合は
やはり野党のみなさんとの対話も大事、と言っていきたい」
熊本4区は自民党・前職の金子 恭之さんが日本維新の会の元職や、参政党、国民民主党、共産党の新人を寄せ付けず、10回目の当選を果たしました。
【自民・熊本4区 金子 恭之氏】
「地域の繁栄なくして国の繁栄なし。被災地であることも考えながら、国民や熊本4区、みなさんが安全・安心に、快適な生活が送れるようにさらに精進して頑張りたい」
高市内閣で国土交通大臣を務める金子さんは、他の候補者の応援で全国を飛び回ったため地元での遊説は3日間にとどまりましたが、自民党の国会議員や県議などの後方支援で盤石な選挙戦となりました。
【自民・熊本4区 金子 恭之氏】
「高市内閣の中に熊本から木原官房長官と私の2人が入っていて、県民の期待も大きい。信頼をいただきながら高市内閣が進める政策を引き続き頑張っていきたい」
一方、金子さんの陣営には、去年、自民党県連が推薦する前職を破った八代市の小野 泰輔市長も駆け付け、金子さんと握手を交わしました。
熊本県内の野党候補は比例復活も果たせず、前回の衆院選に続き、県内の野党は
議席を獲得できませんでした。
【中道・熊本1区 鎌田 聡氏】
「皆さま方の期待に応えることができず本当に申し訳ございませんでした。『中道改革連合』という党が結党された。そこに結集して戦ったこと、全く後悔していません」
立憲と公明が合流したことについては前向きに捉えたものの、選挙直前となったタイミングについては「支援者に戸惑いがあった」としました。
【中道・熊本1区 鎌田 聡氏】
「受け入れている方もいれば戸惑っている人もいる。それが日に日に払拭されて
期待に変わってきたと思っているので、もう少し時間があれば若干、結果は違ってきたのかなと思います」
【参政・熊本1区山口 誠太郎氏】
「まだまだ私自身の力不足でもあるし、高市総理の政策と参政党は4割近く政策がかぶるということで、なかなか浮動票の方々に政策を訴えることができなかった」