では、気をつけていても大事なペットが熱中症になってしまった時はどうすればいいのだろうか。
自宅でできる応急処置
――熱中症になってしまったらどうすればいい?
必ず病院に連れて行ってください。病院に連れていくまでの応急処置としては、首やわきの下・太ももの付け根など、大きな血管のある場所に保冷剤を当てるなどして冷やしてください。
ただ、これだけでは深部体温を十分に下げられない可能性があるため、極力、迅速に病院に連れて行き、診療を受けてください。
なお“危険な暑さ”が続いていても、飼い主が気を付けているからか、例年に比べてペットの熱中症が増えているということはないという。
人間と違い、自分から症状を言えないペットたち。飼い主がいち早く異変に気付くこと、適切な対処をすることで、この暑さから守ってあげてほしい。