週末は全国的に春の嵐となる見込みだ。場所によっては台風並みの暴風が吹くおそれもあり、交通機関への影響が心配される。

4日(土)は低気圧が発達しながら九州に接近する。北海道の西方にも別の発達した低気圧が進んで来るため、日本列島は南北に大きく深い気圧の谷となる。

このため、4日(土)午前中は九州から近畿にかけて雨となり、最大瞬間風速が30メートルから35メートルと台風並みの暴風を伴うおそれがある。

海上では5メートルの高波となる沿岸もあり、状況によっては高潮も発生しそうだ。また積乱雲が発生して落雷、竜巻などの突風、急な強い雨、ひょうにも注意が必要である。

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午後は低気圧が東に進み、東日本や北日本でも春の嵐となる。

沿岸部では暴風や高波により交通機関の運行に支障が出るおそれもあり、もしもの対策が必要だ。工事現場の足場やベランダに置いてある飛ばされやすい物の片づけ、雨戸の活用など暴風対策も重要となる。

桜にとっては試練の風雨で、満開になった桜は花散らしとなりそうだ。荒れ模様は5日(日)の午前中まで残る可能性があり、今後の最新気象情報に注意してほしい。

執筆:三井良浩(フジテレビ気象センター)

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三井良浩
三井良浩

気象キャスター、プロデューサーを経て、2024年にフジテレビを定年退職。現在、フジテレビ気象センターでシニアエキスパート勤務。モットーは、災害から国民の生命と財産を守るための情報を届ける。気象予報士。