政府は23日、パスポートの発行手数料を引き下げる方針を発表した。茂木外相が会見で明らかにした。
18歳以上の10年間有効なパスポートは、約1万6000円から7000円引き下げられ、約9000円となる。
18歳以上の5年間有効なパスポートは廃止され、10年パスポートのみとなる。
また、18歳未満は、5年間有効なパスポートのみで、4500円に引き下げられる。
政府は、手数料を引き下げるため、2026年1月に招集される通常国会に、旅券法改正案を提出する予定だ。
観光庁が出国税を2026年7月に1000円から3000円に引き上げる方針で、これとあわせる形で、パスポート手数料を引き下げられる見通しだ。
政府は、日本人の負担を抑えて旅行や留学など海外渡航を促したい考えです。