自民党派閥の政治資金パーティーでの不記載を巡るいわゆる裏金事件で、検察審査会が「不起訴不当」と議決した加田裕之参議院議員について、東京地検は改めて不起訴としました。

加田裕之議員は自身が代表を務める政治団体の収支報告書に旧安倍派から受け取った648万円を記載していなかったなどとして、政治資金規正法違反の疑いで刑事告発されましたが、東京地検特捜部は2025年2月、嫌疑不十分で不起訴としていました。

その後、検察審査会は、加田議員について「不起訴不当」と議決し、東京地検特捜部が再捜査していましたが、23日付けで改めて不起訴としました。

不起訴理由については、「検察審査会の指摘を踏まえ所要の捜査をとげた結果、不起訴処分とした」としています。

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