高円宮さまが亡くなられて21年となる11月21日、東京文京区の豊島岡墓地で、墓所祭が営まれ、久子さま承子さま、三笠宮家の瑶子さまの皇族3方が参列されました。

47歳の若さで亡くなられた高円宮様
47歳の若さで亡くなられた高円宮様
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また、元皇族という立場で、高円宮さまのお子さん、千家典子さん、守谷絢子さんと夫の慧さん、姉の近衞甯子さんと夫の忠煇さんの5人も参列しました。

久子さまと承子さま
久子さまと承子さま

さらに、親族として参列したのは、守谷夫妻のお子さんで、高円宮ご夫妻にとっては孫に当たる、4歳の穣くん、1歳の次男の2人でした。次男がカメラの前に姿を見せたのは初めてで、穣くんも去年の墓所祭以来2回目です。

この二人の姿に、ほかの参列者も笑顔を見せ、墓所祭ではありましたが、穏やかな雰囲気に包まれました。

午後2時から始まる高円宮さまの墓所祭には、事前に子供用の椅子が用意されていました。
昨年、初めて参列した穣くんが今年も参列することが予見されました。

成長する孫の姿に笑顔も

午後1時50分過ぎに、元皇族と親族を乗せたバスが墓所近くに到着し、参列者が降りてきました。穣くんの姿、そしてそれとは別に、お父さんに抱かれて次男の姿を認めました。

次男は2022年9月に生まれ、現在は1歳、穣くんは11月17日に4歳になったばかりです。

2022年の墓所祭では、父・慧さんのあとを追うようにバスから墓所まで、ちょっと列から外れて歩いたり、行事中もちょっと落ち着きない仕草も見せていました。

今年はというと、お兄さんになったのですが、母・絢子さんに手を引かれて墓所へと進みました。

子供用の、ある意味では穣くん専用の椅子に座ると、報道陣に興味津々、不思議そうに見ています。後ろに座っている、近衞夫妻は穣くんのかわいらしい仕草に、笑顔を見せています。

絢子さんも、この場所のことや所作など確認しているようにも見えました。

一方、次男と言えば、お父さんの膝の上で、こちらも興味津々で周りを見回します。
どうやら、千家典子さんと目が合ったようで、典子さんも笑顔に・・・

次男と目が合い思わず笑顔になる千家典子さん
次男と目が合い思わず笑顔になる千家典子さん

儀式では、久子さまが玉串を捧げ拝礼されたのに続き、承子さま、瑶子さまが拝礼されました。

参列された瑶子さま
参列された瑶子さま

そして、典子さんに続き、守谷さんは一家4人で拝礼しました。守谷さんは次男を抱っこして、絢子さんは少し穣くんを誘うように背中に手を回して墓所に進みましたが穣くんは一人で歩みを進みます。そして、きちんと拝礼できました。

守谷さん一家4人が拝礼
守谷さん一家4人が拝礼

拝礼という大切な所作を終えた穣くんは、少し飽きてきたのかお母さんに話しかけたりしていますが、そんな穣くんの顔を、拝礼を終えた近衞さんがなでてくれました。

でも儀式中に大声を出したり歩き回ったりもせず椅子にはきちんと座っています。
次男も泣くこともなく、じっとお父さんに抱っこされています。
2人とも、いい子にして儀式に臨んでいました。

午前中に宮邸で行われた霊舎祭では、高円宮さまの母・三笠宮妃百合子さまも参加されました。その際も、どうやら注目は、お孫さん2人だったようで、儀式終了後は、2人を中心にするように参列者が懇談されていたといいます。

百合子さまもひ孫に笑顔

百合子さまもひ孫のかわいい仕草に微笑まれていたということです。
みんなを笑顔にしてくれる2人です。

4歳にとっては道に落ちている“何か”は宝物にもなります
4歳にとっては道に落ちている“何か”は宝物にもなります

儀式を終えて車に向かう道の途中で、穣くんは落ちている石のようなものをしゃがみ込んで…つまみ上げていました。4歳らしいそぶりをたくさん見せてくれます。

それでも、さすがはお兄ちゃん。久子さまらが先に車で出発されると、ぺこりとお辞儀をしてお見送り。

先に出発する久子さまにお辞儀
先に出発する久子さまにお辞儀

去年はできなかったけれど、今年は少しお兄ちゃんになった姿も見せてくれました。
【執筆:フジテレビ皇室担当解説委員 橋本寿史】

橋本寿史
橋本寿史

フジテレビ報道局解説委員。
1983年にフジテレビに入社。最初に担当した番組は「3時のあなた」。
1999年に宮内庁担当となり、上皇ご夫妻(当時の天皇皇后両陛下)のオランダご訪問、
香淳皇后崩御、敬宮愛子さまご誕生などを取材。