俳優志望の複数の女性に性的暴行を加えた罪に問われている元映画監督の男に、検察側は懲役10年を求刑しました。
元映画監督の榊英雄被告(55)は、自身の立場を利用し、都内のマンションなどで俳優志望の複数の女性に性的暴行を加えた罪に問われています。
23日の裁判で、検察側は「ちゅうちょなく犯行に及び反省も見られない。規範意識の低さは顕著」とした上で、「被害者の生活や人生に重大な影響が生じている」として懲役10年を求刑しました。
一方、弁護側は無罪を主張し、裁判の最後に榊被告は「無罪で冤罪です」と述べました。
判決は2026年3月6日に言い渡されます。