年間大賞は大谷翔平選手関連!

一年間の世相を反映する言葉に贈られる『2021ユーキャン新語・流行語大賞』が発表され、年間大賞には「リアル二刀流ショータイム」が選ばれた。

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11月4日に発表された30のノミネート語から年間大賞に選ばれたのは「リアル二刀流ショータイム」だった。いずれも大谷翔平選手に関連するワードで、2021年の異次元の活躍を象徴する受賞だ。

今期の大谷選手は打者として46本のホームランを放ち、投手として9勝を挙げて全米を興奮の渦に巻き込んだ。
実際、メジャーリーグ、ア・リーグのMVPをはじめ、選手会が選ぶ最優秀選手などすでに11の賞を受賞している。

選考委員のひとり、俵万智さんは「五輪とコロナの市松模様のあいだに、大谷選手がピンバッジのように輝いている」と評した。

また、年間大賞を含めたトップテンと選考理由も発表された。こちらは五十音順で順位はつけていない。

うっせぇわ…コロナ禍で鬱屈した空気を思いきり晴らしてくれた

親ガチャ…生まれた環境で人生が決まるという今の若者の人生観が反映されている

ゴン攻め/ビッタビタ…この一言でスケボーを知らない視聴者をも魅了した

ジェンダー平等…無意識の偏見に気づき、誰もが存在を認められる世の中にするための一歩

人流…ロックダウンを強制できない日本における苦心の造語

スギムライジング…東京パラリンピック金メダリストの難度の高い技をうまく表現した

Z世代…世界中と簡単につながる10~20代前半世代。明るい未来を期待して

ぼったくり男爵…IOCのバッハ会長について、ワシントンポストが評したことばを見事に和訳

黙食…衝突を避け、コロナ禍での食事マナーを定着させた

リアル二刀流/ショータイム…大谷選手のすごさを挙げればきりがない!

去年の年間大賞とトップ10はこちら

覚えていますか?去年の流行語
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経済部
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「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
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