2月8日投開票が行われた今回の衆議院選挙について、東京などの弁護士グループが選挙区ごとの「1票の価値」に格差があるのは違憲だとして、選挙の無効を求める訴えを全国14の高裁・高裁支部に起こしました。
このうち広島高裁松江支部では、弁護士グループの代表が、8日投票が行われた衆院選の山陰の4つの選挙区の選挙無効を求め、訴状を提出しました。
日比谷パーク法律事務所・後藤充弁護士:
「憲法で一人一票だよって決められているにも関わらず、2票ある現実をずっと受け入れ続けているという状況があって、それは是正されないと国民主権国家は訪れない」
弁護士グループは今回の衆議院選挙で議員1人あたりの有権者数が最も少ない鳥取1区と最も多い北海道3区との「1票の価値」の差は約2.08倍で、前回2年前の衆院選の2.06倍から広がったと指摘。選挙区ごとに1票の価値に格差があるのは憲法違反で、格差が是正されないまま行われた選挙は無効だとして全国14の高裁・高裁支部に一斉に訴えを起こしました。
なお、最高裁判所は1票の格差が最大で約2倍を超えた前回の衆院選について「合憲」の判断を示しています。