野村証券の元社員の男が、強盗殺人未遂などの罪に問われている裁判で、被害女性が出廷し、「殺されると思った。絶対に許せない」と証言しました。

起訴状などによりますと、野村証券の元社員、梶原優星被告(30)は、おととし7月、広島市西区の住宅で、顧客だった80代の女性に睡眠薬を服用させ昏睡状態にしたうえで、寝室の押し入れにあった現金およそ1800万円を奪った後、放火した罪などに問われています。

9日の裁判では被害女性が証人として出廷し、別室で検察と弁護側の尋問を受ける形で当時の状況を語りました。

女性は、「体がだるくなって寝室に向かうと梶原被告がついてきてハンカチのようなもので鼻と口を押さえられた」と当時の状況を証言したうえで、「殺されると思った。絶対に許せない」と述べました。

梶原被告は、証拠隠滅のために放火したことを認める一方で「殺害しようとしていません」と供述していて、殺意があったかどうかが争点となっています。

テレビ新広島
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