3日後に投開票が迫った衆議院選挙。各候補に政策を聞くシリーズは今回「国会議員の役割」です。福井と国をつなぐパイプ役として県民のためどのように働き掛けるのか、6人の候補者の訴えを聞きます。
福井1区の立候補者※届け出順
▼国民民主党・新人 山中俊祐候補(42)
▼参政党・新人 藤本一希候補(29)
▼自民党・前職 稲田朋美候補(66)
▼中道改革連合・前職 波多野翼候補(41)
福井2区の立候補者※届け出順
▼無所属(自民党が支持)・前職 斉木武志候補(51)
▼中道改革連合・前職 辻英之候補(55)
◆国民・山中候補「安心して子育てできる環境を支援」
国民民主党・新人の山中俊祐候補は、6人の子供の父親としての経験を踏まえ、人口減少が進む福井で、安心して子供を生み育てられる環境づくりを国会でアピールすると力を込めます。
「福井県は最も人口が少ない県の一つ。言い換えると人口減少の弊害が最初に出る県だ。福井代表として国会に、経済を豊かにして子供を生み育てやすい環境を整えるとともに、直接的に生み育てたいと思っている家族を中心に、奨学金の(返還)免除をしたり、年少扶養控除を復活させる。安心して子育てできる環境を支援していきたい」
◆参政・藤本候補「新幹線の早期延伸で福井の経済を取り戻す」
参政党・新人の藤本一希候補は、県議会議員だからこそ聞くことができた県民の要望をリアルに国に伝えられると訴えます。中でも、福井の経済活性化のため北陸新幹線早期延伸への期待は強いとし、実現に向けすぐに取り組むと力を込めます。
「敦賀より西、一日でも早く大阪につなげていくのは大切。一方で、京都との合意形成が時間がかかるのであれば、小浜に先につなげて山陰新幹線をめざすルートも考えられる。さらに時間がかかる間は、サンダーバードの臨時復活なども訴えていき、福井と関西の経済圏をしっかりとつなぎ、福井の経済を取り戻したい」
◆自民党・稲田候補「7期20年の実績や人脈を福井のために生かす」
自民党・前職の稲田朋美候補は、国会議員を7期20年務める中で築いた実績や人脈が最大の強みだとし、それを福井のために生かすことが自分の役割だと強調します。
「私は早くに大臣を経験し、その時の秘書官や勉強会を作った仲間がどの地方でも局長クラスに育っている。どんな要望をもらってもすぐに消防庁長官と総務省の局長クラスとか国交省につなぐことができる。全てを力に変えて、走って走って走って福井と日本を良くしたい。明るい将来を私に託して欲しい」
◆中道改革連合・波多野候補「行政経験を生かし生活者の声を国に届ける」
中道改革連合・前職の波多野翼候補は、越前市役所の元職員としての経験や、現在も福井で子育てをしていることなどから、自信をもって生活者の声を国に届けられると語ります。
「今回の解散もそうだが、福井、地方の課題をしっかりと届けられていなかったのではないかと思っている。私は41年間ここで暮らし、今も4世代8人家族で子育てをしながら政治活動の行き来をしている。福井の声を届けられる人物だと自信をもって言えるので、福井の現状を踏まえたうえで政策をどう打ち出すか」
◆無所属・斉木候補「交付金の不交付団体への対応、インフラ整備に尽力」
無所属で自民党が支持する前職の斉木武志候補は、国への“交渉術”が重要と語ります。これまでも各省庁との交渉によって、国からの交付金がない不交付団体への対応や、インフラの整備などで結果を出すことができたと強調します。
「不交付団体が不利にならないように、デジタル庁や資源エネルギー庁といかに交渉するか、嶺南は冷遇されている。だったらもっと国が動いて格差是正すべきじゃないか。こういった交渉術で道路をつけたり、不交付団体にも補助金という形で渡したり、携帯電波が通じない地区を解消したり、まさに地元貢献の部分でもこれは結果に大きな差が出ているのではないか」
◆中道改革連合・辻候補「聞く力と届けて実現する力で手応え」
中道改革連合・前職の辻英之候補が強調するのは2つの「力」です。県内各地で300回を超える街頭演説で培った「聞く力」、その声を国に「届けて実現する力」の発揮に自信をのぞかせます。
「まさに庶民の皆さんの一番近い存在で、地域を歩いて声を聞き続けた。それを国会の質問という形で国に届けて、官僚の皆さんと共同して政策に落とし込んで皆さんにフィードバックする。報告を辻立ちで350回する。この手応えを感じているんです。東京との往復67回、辻立ち350回を数えます」