5日午後、秋田県大館市で住宅の除雪作業をしていた60代の男性が、屋根からの落雪に巻き込まれ死亡しました。大館市ではこのほか、雪の重みで住宅の一部が倒壊し、今後もなだれや屋根からの落雪に注意が必要です。
5日午後1時20分ごろ、大館市美園町の住宅敷地内で「除雪していた60代の男性が屋根からの落雪で雪に埋もれた」と、近くの住民が消防に通報しました。
男性は、消防に救助されて病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
今シーズン、県内ではこのほか、除雪中の事故で10人が亡くなっています。
また、午前6時ごろには大館市岩瀬で、降り積もった雪の重さで住宅の屋根が押しつぶされて一部が倒壊しました。
この家に住む80代の夫婦は当時家の中にいましたが、けがなどはありませんでした。倒壊には気が付かなかったということです。
近所の住民:
「家も古かったので、いつつぶれるのか毎日不安で見ていた。居住スペースの窓も数日前から亀裂が入っていたので不安だった」
屋根には約1.5メートルの積雪がありましたが、今シーズンは雪下ろしをしていなかったとみられています。
5日の県内は、冬型の気圧配置が緩み南から暖かい空気が入り込んでいる影響で、朝から気温が上がりました。
各地の最高気温は、にかほ市で8.9度、大館市で2.9度など、3月中旬並みとなった所もありました。
6日にかけて冬型の気圧配置が緩み、平年より気温が高くなる所がある見込みで、秋田地方気象台は、なだれや屋根からの落雪に注意するよう呼びかけています。