約5カ月間の長期滞在を終え、ISS=国際宇宙ステーションから帰還した宇宙飛行士の油井亀美也さんが会見し、「やりきって良いミッションができた」とミッションを振り返りました。
油井亀美也宇宙飛行士:
一番大事なのは私たちがみんな揃って地上に元気に帰ってこられたのが本当に良かったなと思っています。
1月、ISSから地球に帰還した油井さんは、現在、アメリカのヒューストンでリハビリを受けています。
同僚の宇宙飛行士の健康上の懸念のため当初の予定より帰還が早まりましたが、「10年前のミッションの恩返しをしたいと最初から全速力で駆け抜けるような形で仕事をしてきた」と話し、「やり残したことはなく、やりきって良いミッションができた」と振り返りました。
今回のミッションのハイライトとして、ISSに物資を届ける補給船(「HTVーX」)をロボットアームで捉えることに成功したことをあげたほか、「たくさん投稿した写真やビデオを地上にいる人達に楽しんでもらえていたら嬉しい」と話しました。
また、今後については、「次は火星に行ってみたい気持ちはあるが、少しずつ後進を育てる方向にシフトしていかないといけない」と語り、2027年ごろにISSに長期滞在することが決まった宇宙飛行士の諏訪理さんについて支援していきたいと話しました。