冬の富士山で中国人男性が転倒によりケガをした事案が起きたことを受け、静岡県警が1月26日までにSNSを更新し、警鐘を鳴らしました。
富士山では1月18日に都内に住む中国籍の男性(20)が登山道を下山中に転倒し、そのはずみで滑り落ちたことで右足首骨折のケガをしました。
男性はその後、警察や消防の山岳遭難救助隊により救助されています。
警察によると、男性は冬季で登山道が閉鎖されていくことを知っていたもののゲートを“強行突破”し、登山計画書も提出していなかったほか、富士山を登ったことがあるのは夏山シーズンの1回のみで、中国でも登山歴は複数回と“初心者同然”でした。
このため、男性も自身の登山経験について「未熟」と話しているということです。
こうした中、静岡県警地域課は1月23日に公式Xで男性の救助に向かう際の動画を公開すると共に、「足元の雪はガチガチに凍結しています」「夜間は、足元も非常に見づらく極めて危険です」「現在、登山道は冬季閉鎖中です」と投稿しました。
また、翌24日にも男性を搬送する際の動画とあわせて「遠くから眺めればきれいな雪化粧ですが、この斜面はガチガチに凍結しています」「スリップすると一瞬で滑落する可能性あり」「現在、登山道は冬季閉鎖中!」と記し、安易な登山に警鐘を鳴らしています。
富士山をめぐっては2025年の年末に遭難事故が連続し、1人が死亡したことから、県警は1月上旬にも「開山期以外の富士登山は非常に危険です」「道路法第46条の規定により、富士山5合目~山頂の登山道は閉鎖中」「違反した場合、6カ月以下の拘禁刑又は30万円以下の罰金に処される可能性があります」などと公式Xで注意を呼びかけたばかりでした。