濃厚なとんこつしょうゆベースのスープと、中太ストレート麺の家系ラーメンが売りの横浜市にあるラーメン店。
家系ラーメンに欠かせないライスが、この店では100円で食べ放題です。
ところが、この破格のライス食べ放題を巡り困った事態が発生しました。
年末年始辺りから、1人分の食べ放題ライスを複数人でシェアする親子連れやカップルが急増。
一体、何が起きたのでしょうか。
家系ラーメン いんなみ家・印南祐司店主:
複数名で来店されて1名分だけ(ライス食べ放題の食券を)買っておかわりをして、2名様分(別の人が)食べてしまう。簡単にいうと“ドリンクバーシェア”みたいな。
2025年、念願のラーメン店をオープンさせた印南さん。
お客さんのためにと、物価高でもライス食べ放題を貫いてきました。
印南さんは「いまコメも高いので、それをやられちゃうと厳しいですね。利益が出なくなってしまう」と話します。
しかし食べ放題シェアが続くと、食べ放題を廃止せざるを得なくなるといい、SNSで「ライス食べ放題のシェアは本当にお辞めください」と、悲痛の叫びを投稿したのです。
この投稿に閲覧数が540万回を超えるなど大きな反響を呼び、ネット上では「客のモラルに委ねないルールをつくった方がいい」「食べ放題自体を考え直したほうがいいかも」などといった声が相次ぎました。
こうした反響に店主の印南さんは「ラーメン1000円時代と言われている中で、“手軽に安くおなかいっぱいに”というのがオープンしたときの気持ち。そこはあまり信念を曲げたくない」と語りました。
投稿により、ライスのシェアはなくなったといいます。
再びシェア行為が起きないよう、きょうから店内に注意喚起の貼り紙をして対策を講じています。