日本自動車工業会の佐藤会長(トヨタ自動車社長)は22日、レアアースをはじめとする重要資源の安定した調達について、「サプライチェーンを見える化し、早めにアクションを取ることが大事だ」と述べました。
佐藤会長ら自動車メーカーのトップは22日、業界として重点的に取り組む課題について説明会を開きました。
中国による輸出規制で、EV=電気自動車などに使われるレアアースの調達に懸念が広がる中、佐藤会長は「産業競争力において供給力がいかに保たれるかが重要で、そのための資源の安定調達は大前提だ」と述べました。
その上で、「供給力を守るための取り組みは業界としてやっていくべきだ」と強調しました。
新たに設定した7つの課題は、「重要資源・部品の安全保障」「自動車関連税制抜本改革」「サプライチェーン全体での競争力向上」などで、三部副会長(ホンダ社長)は地政学リスクの高まりを念頭に「過去の我々のままでは通用しない時代にさしかかっている」「社会を変えていかないといけないレベル感だ」と述べ、業界全体で取り組む重要性を指摘しました。