事実上の選挙戦が始まる
事実上の選挙戦が始まった。
高市総理は1月19日、衆議院の解散総選挙を正式に表明した。
急な解散は道民の生活にも様々な影響を及ぼしているようだ。
「国民の皆様、私は本日、内閣総理大臣として、1月23日に衆議院を解散する決断をいたしました」(高市総理)
高市総理は1月19日、通常国会冒頭で衆議院を解散すると表明した。
解散から2月8日の投開票日までは、16日間。
戦後最短の短期決戦が始まる。

各地の工場では作業が急ピッチで進む
札幌市西区の印刷工場では、小選挙区と比例代表合わせて882万5000枚の投票用紙が印刷される。
作業は急ピッチで進められているが、発送は24日以降になる見込みで、期日前投票の開始には間に合わない見通しだ。

さらに別の工場でも…
「こちらでは、掲示板の打ち込み作業が行われています。完成した掲示板は現在、社員総出で出荷作業が行われています」(阿部空知記者)
「冒頭での解散は想定外でしたから、ちょっとバタついた感じはあります。もうちょっと早めに(解散を)におわせていただけると対応しやすい」(松田龍雲堂 松田豊宏専務取締)

選挙には欠かせない存在でもある、ポスターの掲示板。
北海道南部の森町の工場には約1000枚の掲示板の注文が寄せられた。
解散日の23日には発送しようと作業は急ピッチで進んでいる。

「36年ぶりとなる冬の選挙、有権者は何を基準に選ぶのでしょうか」(板橋未悠アナウンサー)
高市総理が1月19日、約1時間の会見で争点として掲げたのが、高市内閣の信任や消費税減税、そして外交・安全保障など。
道民が注目したのは…
高市政権を信任するか?
「高市総理、そうでなければ野田総理か斉藤総理か別の方か。間接的ですが国民の皆様に内閣総理大臣を選んでいただくことにもなります」(高市総理)
「エゴ的、自分勝手すぎる。もう少しやってからの方が(解散を)やるのなら評価もできる」(80代)

争点は「高市内閣の信任」と「消費税減税」か
「高市総理には期待しているので、やりたいことが定まってきてもう一回再度スタートすると思うので期待はしています」(20代)
2年間の飲食料品消費税減税について―
「現在軽減税率が適用されている飲食料品については、2年間に限り消費税の対象としないこと。私自身の悲願でもありました」(高市総理)
「2年くらい(消費税減税を)やってもらったら生活も楽になる」(70代)

「食べることを優先ですよね、贅沢をしなくてもいいので」(70代)
「(消費税減税を)できるのかなという考えで選挙前はパフォーマンスしますので」(40代)
賛否両論の政策面に加え、目立ったのが、北海道にとっては厳しいこの時期の解散についてだ。
「真冬の選挙戦です。特に雪国の皆様には、足元の悪い中、投票所まで大変なご足労をいただきますことを恐縮に存じます」(高市総理)
「この間(選挙に)行ったばかりなのに転んだらどうする」(60代)
「せっかく選挙権があるので投票には行こうと思う」(20代)

冬の総選挙で「選挙疲れ」を危惧
手厳しい意見が目立った印象の道民。
日本の政治に詳しい國學院大學の山本教授は、2024年10月の総選挙以来、3つ目の国政選挙に有権者の関心が薄れることを危惧している。

「ちょっと短期間に選挙がたて混んできてしまっているので、有権者の方もなかなかですね。まぁ正直、選挙疲れと言いますか。そこで有権者の関心がですね、果たしてどこまで高まるのかなというところは心配を含めて注視していますね」(國學院大學 山本教授)
冬の北海道でいかに有権者の関心を高めることができるか…選挙戦のカギとなりそうだ。
