続いては特集、宮崎のマイホーム事情です。
絶賛家探し中の戸高記者です。

(戸高涼平記者)
「私は子供が2人いて、今の賃貸では手狭さを感じる一方、マイホームへの憧れもあり、この半年ほど家探しを続けています。ただ、住宅価格は全国的に高い水準が続いていて、夢のマイホームに手が届きづらい状況になってきているようです」

(戸高涼平記者)
「こちらをご覧ください。国土交通省が今月発表した、県内の新設住宅着工戸数の推移です。去年4月から11月までの着工数は、前年の同じ時期と比べて、およそ20%減少しています。今回、街の声や専門家から住宅市場の現状や価格の背景を取材しました」

(戸高涼平記者)
「夢のマイホーム事情について、街のみなさんの声を聞きました」

(去年一軒家購入 宮崎市・30代)
「高くなっているのは聞いてはいましたけど、実際どのくらい変わっているのかはわからなかった」
「(マイホームは)快適です。すごく」

(去年一軒家購入 宮崎市・30代)
「もう少し前から買っておけばよかったかなって。数年前と比べると、工務店の方もここ最近でぐっとあがってますって話していたので」

(家の購入を検討中 宮崎市・30代)
「建てる予定というよりは、建売のほうがと考えています」
「今後、地方に戻るとなると、子どもに残すというまでは価値としては残らないので、自分たちの住みきりという感じで」

住宅価格の上昇を受けて、理想と現実のバランスをどう取るかが、いまのマイホーム選びのポイントになっています。

(黒木総合鑑定 黒木勇人社長)
「以前に比べるとサイズが小さくなっている。結局、予算総額を抑えようと思ったときに、今まで40坪が標準だった分譲住宅も、最近では35坪にすれば5坪分価格が抑えることができますし」
「よりコンパクトなサイズにして、予算が上がらないようにしているメーカーが増えてきている」

ハウスメーカーでもコロナ禍以降、価格上昇を強く感じているといいます。

(アイ・ホーム 須郷翔太さん)
「1.5倍くらいは上がっているかなと思います」

価格が上昇する中、メーカーが工夫していることとは・・・

(アイ・ホーム 須郷翔太さん)
「何坪というよりかは、どちらかというと見た感じで、いかに広く見せられるかみたいな設計の工夫に変わってきていると思う」

ほかにも、外壁や屋根などをメンテナンスコストのかかりにくいものにしたり、建物の断熱性能を高め、住んでからの光熱費などのランニングコストを抑える提案もしているということです。

さらに、費用を抑える工夫として、工務店が持っている土地で家を建てることで、土地を別途買うより仲介手数料などを抑えるケースもあります。

また、建売住宅や中古住宅を購入してリノベーションするなど、住まいの選択肢も広がっています。一戸建てだけではなくマンション市場でも、価格上昇の傾向が続きます。

東京では新築マンションの平均価格が1億円を超える地域もありますが、宮崎県内でも中古マンションの1平方メートルあたりの価格が、この10年間でおよそ1.6倍に上昇しています。

マンションを含めた住宅価格の今後の見通しは・・・

(黒木総合鑑定 黒木勇人社長)
「ある程度短いスパンで、特に建築費に関しては、下がる要素が全く見当たらないので、建築費は下手すると、まだ上昇が続いていってもおかしくないかもしれない」

住宅価格が高騰する中でも条件や希望を整理して、自分に合った住まいの選び方を考えることが重要です。

(戸高涼平記者)
「不動産鑑定士の黒木社長によりますと、住宅購入の判断については、『自分の年齢や子供の進学などを踏まえたうえで、予算が少し背伸びする程度の範囲内に収まるのであれば、それが一つのタイミングだ』ということです」

国は、住宅ローン控除を2026年も継続する方針です。
幅広い選択肢がある今、夢のマイホームを考えるときは、自分に合った家の選び方をじっくり考えることが大切です。

テレビ宮崎
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