Vリーグ女子 レギュラーシーズン第8節、アルテミス北海道は1月17日、18日に札幌市の北ガスアリーナ札幌46で倉敷アブレイズと対戦した。今季初のホーム2連戦は、2日続けてフルセットにもつれ込む熱戦となったが、いずれもあと一歩及ばず、3勝目は次節へと持ち越しとなった。

 1月17日のGAME1は、今季最多の2,051人が来場。序盤から廣瀬未佳が躍動し、チーム最多の20得点を記録した。昨年まで倉敷に所属していた谷口沙弥はスパイクとサービスエースで17得点を挙げました。辻桃奈も16得点をマークするなど、複数選手が得点源となる活躍を見せた。

 守備ではリベロの榎園紗和選手を中心に粘り強くボールをつないだ。試合は第3、第4セットと1点を争う緊迫した接戦が続いたが最後は力尽き、フルセットの末セットカウント2-3で勝利を逃した。廣瀬は試合後、「たくさんの方が見てくれているということは、私たちに注目してくれているということ。プラスに捉えてやっていきたい」と感謝と意気込みを語った。

 18日のGAME2は第1セットを11-25、第2セットを17-25で落とし、厳しい立ち上がりとなった。後がなくなったアルテミス北海道だったが、第3セットから粘りを見せる。0-2から持ち直した展開に、修正力が表れた。キャプテン・山田菜那光のサービスエースとブロックで流れを引き寄せ、永田みなみが得点を重ね、終盤までリードを保った。相手の高さのあるスパイクにも対応しボールをつなぎ続け、最後は長尾のどか選手のブロックとサービスエース、辻選手のスパイクで一気に押し切り、25-18とセットを奪い返した。

 続く第4セットも辻と谷口が序盤から得点を重ね、主導権を握った。24-21でセットポイントをつかみながら4連続失点で逆にマッチポイントを握られる場面もあったが、そこから辻と谷口のスパイクで押し返し、27-25で取りきり2日連続のフルセットに持ち込んだ。

 迎えた第5セットは序盤で4点差をつけられたが、永田のスパイクと廣瀬のサービスエースで追いつき、勝利への執念を示した。最終盤までは谷口選手のスパイクで食らいついたが、最後は13-15でこのセットを落とし、悔しい連敗となった。

スパイクを決め喜びを爆発させる16廣瀬未佳選手(17日)
スパイクを決め喜びを爆発させる16廣瀬未佳選手(17日)
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 試合後、青島賢司ヘッドコーチ、谷口紗弥選手、永田みなみ選手が会見を行った。谷口は、「2日間、フルセットで負けるというのはすごく悔しい」と率直に悔しさを示しつつ、「どんどん本当にレベルは上がってきている」とも語りました。そして今後に向け、「どういう戦い方をするのか、もっと選手内でもっと話せるようにするのが課題です」と口にした。

 青島ヘッドコーチは、「2日ともフルセットでしたが、今日はめっちゃ悔しかった」と語り、0-2となった後のミーティングで「もっと強烈に意識を変えてかないとこの状況は覆せない」と伝え、「一対一をいかに多く作れるかというところにフォーカスしてやっていこう」と狙いを絞ったことで、オフェンス優位の局面を作れたと明かした。

 足りないところがあるとするならという問いに谷口は「1点取らないといけないところをもっと極めていく。一対一の勝負に負けないことが必要」と答えた。

 前日も2,000人超が詰めかけ、連日の熱戦に盛り上がりを見せる会場に永田は「1点決めたときのワァーっていう盛り上がりとか、やっていてめちゃくちゃやりやすい。もっともっとファンの方を呼べる魅力的なバレーボールができるようにもっと頑張りたい」と語った。

 次節からはアウェイでカノアラウレアーズ福岡、リガーレ仙台と対戦し、次のホームゲームは2月14日と15日のヴィアティン三重戦です。青島ヘッドコーチは3勝目に向けて「盤石な試合で勝てるように」と意気込みを示しました。さらに「『めっちゃ強いチームになったな』って相手からも言われるようなチームにこれからなっていきますか!」と谷口選手、永田選手に問いかけると、二人は力強く「はい!」と声を揃えた。

内定選手として加入した永田みなみ選手(右)とセッターの長尾のどか選手(左)(8日)
内定選手として加入した永田みなみ選手(右)とセッターの長尾のどか選手(左)(8日)
北海道文化放送
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