石川県能登町で、卒業を控えた中学3年生が、地元に伝わる伝統の和紙を使った卒業証書作りに挑戦しました。

この卒業証書作りは、能登町久田地区に約370年前から伝わる「久田和紙」の魅力を子どもたちに知ってもらおうと、地元の保存会「みわ会」が毎年行っているものです。

16日、能登町の小間生公民館で行われた作業には、能都中学校の3年生37人が参加しました。生徒たちは、原料となる植物「コウゾ」の繊維を水に溶かした槽の中に木枠をくぐらせ、厚さが均一になるよう慎重に手を動かしながら、世界に一枚だけの証書を漉き上げました。

生徒:
「難しかった。慣れてないのできちんとできてないかも。やっぱり自分で作ったものなので嬉しい。」
生徒:
「初めて卒業証書作った緊張したけど楽しかった完成が楽しみ。ここの伝統だと思うので残していけたらと思います。」

みわ会 新谷満男会長:
「地震の時は紙すき出来なかった、去年、復活し2年目となります。会員も能登町の中学生に卒業証書を提供できることを嬉しく思っています。」

この卒業証書は、町内3つの中学校の3年生、合わせて69人が手作りし完成した証書は、3月13日の卒業式で生徒たちに授与されます。

石川テレビ
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