J2昇格を果たしたテゲバジャーロ宮崎が、1月7日から新シーズンに向けたトレーニングを開始した。昨シーズンのJ3得点王・橋本啓吾の残留に加え、得点ランキング2位の土信田悠生も新加入。3年目を迎える大熊裕司監督のもと、初となるJ2の舞台で飛躍を誓う。Jリーグが「秋春制」へ移行する歴史的な転換期に、宮崎の雄が新たな挑戦の第一歩を踏み出した。
初のJ2へ向け始動
J2昇格を決めたテゲバジャーロ宮崎が1月7日、宮崎県綾町で2026年の初練習を行った。

新加入選手8人も合流し、和やかな雰囲気の中でスタートを切った、と思いきや…

初日から運動量を求めるメニューをこなしていた。テゲバジャーロ宮崎の2026年シーズンは、昇格の原動力となった主力選手の多くが残留し、悲願のJ2の舞台へ向けた準備が本格化している。
エース 橋本啓吾が残留を決断
中でも活躍が期待されるのは、昨シーズン25ゴールを挙げJ3得点王に輝いたエース・橋本啓吾だ。

去就が注目されていたが、引き続きテゲバジャーロ宮崎で戦うことを決めた。

橋本啓吾選手:
このチームで、上のカテゴリーでどれだけ戦えるのかを知りたい、戦ってみたいということと、まだここで成長できると思ったので残る決断をした。

テゲバジャーロ6年目となる橋本。J2の舞台でも持ち前の決定力を発揮し、攻撃の中心としてチームを牽引する。橋本は、「積み重ねたものがJ2で通用するか楽しみ。チャレンジャーとして思いきりぶつかりにいって、出た課題や成果を自分でまとめて生かしていきたい」と話した。
経験を還元する最年長
練習中、積極的に声を出して仲間に指示を送っていたのは、チーム最年長で30歳の武颯(たけ・はやて)だ。

橋本と共に攻撃の柱としてJ2昇格に貢献。J2でのプレー経験をチームに還元していきたいと意気込む。

武颯選手:
経験している選手がたくさんJ2の基準や厳しさを伝えることが、シーズンに入ったときのギャップをなくすことにつながると思う。ここからが勝負だと自分自身も思っていたので、常に結果を求めてやりたい。
得点ランキング2位 土信田の加入
そして、攻撃に厚みをもたらす楽しみな新戦力も加わった。

ツエーゲン金沢から移籍した土信田悠生(としだ・ゆうせい)だ。土信田は昨シーズン、J3で12ゴールをマークし得点ランキング2位。ゴール前での勝負強さが光るストライカーだ。

土信田悠生選手:
ギラギラして、やってやるぞという選手が多いので、自分も負けないように頑張りたい。クロスに合わせるプレーやシュートに持っていく部分を見てほしい。
新制度下の開幕戦へ
昇格を決めた選手たちと新たな戦力が融合したテゲバジャーロ。 就任3年目の大熊裕司監督のもとさらなる高みを目指す。

大熊裕司監督:
2年間積み上げてきたものをまずJ2でしっかりと表現していきたい。 その中で個々のクオリティを上げることと、チーム力をしっかりと上げていくのが大事。我々の戦っている姿を見て、勇気を与えられたら。
Jリーグは2026年から「秋春制」を導入し、8月に本シーズンが開幕する。移行期間となる2月から6月には特別大会「百年構想リーグ」が開催される。テゲバジャーロ宮崎の開幕戦は2月8日、アウェーで鹿児島ユナイテッドと対戦する。
(テレビ宮崎)